静話§独りで歩く [尾瀬]
尾瀬を独りで歩くことを“単独行”と言うには、いささかどうかなと思うので、単に“独り歩き”ということにしておく。
山小屋でアルバイトをしていた時から、行きも帰りも独りでばかり歩いていたのは、もちろん独り歩きする状況しかなかったということが大きかったりする。
それ以外に理由が二つ……まず、体力がそれほどあるわけではなく、健脚の人間と一緒に歩くと、確実にへばってしまって、彼らの足手まといになることが過去に何度かあったのだ。結果的にそれを心苦しく感じて、徒党を組んで歩くことはしなくなった。
もう一つは、尾瀬という風光明媚な場所に関して、グループで歩くよりは、自分のペースで歩きたい……気にいった風景の場所では、好きなだけ立ち止まって景色を楽しみたいというわがままな理由からである。
独り歩きの御利益に与ったのは、去年の9月。尾瀬ヶ原から尾瀬沼に向かう段小屋坂の途中で鹿に遭遇した時で、これが3人、4人のグループで歩いていたら、彼らの話し声や物音を警戒して姿を現すことはないだろう。
おかげで上のような写真が撮れたわけだが、鹿でなく熊だったら……かなり危ないことになってしまうのだが。
《尾瀬のトピックス一覧》
山小屋でアルバイトをしていた時から、行きも帰りも独りでばかり歩いていたのは、もちろん独り歩きする状況しかなかったということが大きかったりする。
それ以外に理由が二つ……まず、体力がそれほどあるわけではなく、健脚の人間と一緒に歩くと、確実にへばってしまって、彼らの足手まといになることが過去に何度かあったのだ。結果的にそれを心苦しく感じて、徒党を組んで歩くことはしなくなった。
もう一つは、尾瀬という風光明媚な場所に関して、グループで歩くよりは、自分のペースで歩きたい……気にいった風景の場所では、好きなだけ立ち止まって景色を楽しみたいというわがままな理由からである。
独り歩きの御利益に与ったのは、去年の9月。尾瀬ヶ原から尾瀬沼に向かう段小屋坂の途中で鹿に遭遇した時で、これが3人、4人のグループで歩いていたら、彼らの話し声や物音を警戒して姿を現すことはないだろう。
おかげで上のような写真が撮れたわけだが、鹿でなく熊だったら……かなり危ないことになってしまうのだが。
《尾瀬のトピックス一覧》
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