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変話§雪下出麦~七十二候~冬至 [七十二候]

冬至の末候“雪下出麦(ゆきわたりてむぎいずる)”である。

冬至から10日、日没の時刻が少しだけ遅くなった……夕方の明るさの残りが伸びて、年明け新年早々から春の予兆を実感できるのだ。

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ところで、写真は環境省インターネット自然研究所の尾瀬沼ライブカメラの12月25日の映像なのだが、実に雪が少ない。毎年毎年積雪量は違っているが去年や一昨年の三分の一くらいなものである。

多い年には既に手前の屋根に1mくらい積もることもあるのだが、さてこの冬はどんなものであろうかと思う。年によっては一回か二回行っている山小屋の雪かきが必要ないこともあったようだ。

これが“温暖化”のゆえかどうか、とりあえずは冬になれば西高東低の気圧配置になって、降雪の環境は整っているはずなのだが。

そうして雪が少ないとなると、春以降の尾瀬の植生状況に大きな影響が出やしないかと、それが心配である。

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尾瀬の水芭蕉も、その先の花々も、冬の間に積もった大量の雪のおかげであることは誰もが知っていることなのだ。

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