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惚話§認知症? 注意力不足? [老化]

それは、ある時からじわりじわりとやってきたのです……そう、もの忘れ!

一日にひとつふたつは珍しくなくなってきていて、まずもって一日おきくらいにトイレの蓋をしめ忘れてみたり、時に玄関ドアの鍵を閉めなかったり。

つい最近も、スーパーマーケットに買い物に出た時、どうもおかしいぞと、ポケットを触ってみれば、忘れてしまったのですよ……財布を。家に戻って再び階段を上がっていく虚しさは、やったことのない人でなければわからないことでしょう。

頻繁にもの忘れをするようになったのは、認知が入ってきたからなのかどうか、それ以上に注意力がかなり散漫になってきていることは認めざるを得ない。

目に立つものだけ挙げてもこれだけあるのだから、細かいあれやこれやなど枚挙に暇がないはずだ。

やはりというか、人間たるもの常日頃から頭を動かさなくてはだめなのだと実感する。いや、頭を動かしていないわけではない。こうして毎日せっせとブログをまとめているではないかと思うが、その程度では老化のスピードに追いつけるわけではなさそうだ。

とりあえずは、何かする時&した時は必ずひと呼吸おいて周りを見回してみ
ようと思いました(まる

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穀話§食欲が緩やかに [老化]

一年前と比べて、夫婦二人の食べる量が明らかに減っている。

一昨年、宅配野菜が届けてくれる白米を月に一回5kgに変更した。それまで2kgを月二回だったが、なぜか順調に消化したようで、月4kgでは足らず、1kg増やしたのだった。コロナ禍の中にあって、外食度が極端に下がりはしたが、去年あたりは夫婦2人で順調に食べていたのだが、年が明けたあたりから少しずつ米余りが始まった。

外食することがほとんどなく、家でばかり食べているのにもかかわらず、米が減らなくなってしまったのだ。我が家では晩ご飯で二合炊いていて、それが二食くらいで、晩で残ったご飯は冷凍にして翌日以降に食べている。

その冷凍ご飯の減りが鈍くなってしまった。冷凍ご飯は昼に解凍してカレーで食べたりなのだが、ご飯以外の麵類やパスタと食べたりもするので、その分減ってくれない。

ただ、このところ観察していると、晩ご飯で時折だがおかずで満腹になってご飯パスみたいなことがあり、そうしたことが重なって米余りが起きたようなのだ。

他にも多くの要素がないとはいえないが、中で最大の理由はと考えるなら、我々の老化というのが挙げられるだろう……というわけで一か月5kgから、一昨年までの、隔週2kg×2の4kgに変更して配達してもらうことにした。

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寒話§冷たい手 [老化]

プッチーニが作曲した傑作オペラ『ラ・ボエーム』の中のアリアではない。

還暦を過ぎて何年かしたあたりからか、身体の温まりが遅いと感じるようになってしまった。特に顕著なのは手で、数年前だったらすぐにポカポカとなるところを、いつまで経っても冷たいままな時がある。

こうしたことも老化の一環ということなのかと考えるが、すぐに手が温かくなる記憶のほうが強いので、現実を素直に受け留められないままなのだ。

かつて、多少の寒さだったらものともしなかった我が身も、素直に衣類を重ね着したり、すぐに足温器の電源を入れたりと、遅まきながら知恵もついてはきた。

この先に、現状が好転する可能性はほとんどなく、かつての権勢も今は昔、時にせっせと手をすり合わせて、我が身の老いを呪うのである。

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老話§歩くかバスか [老化]

最寄駅まで歩くと15分ちょっと。本数は少ないが眼の前をバスが走っているおかげで駅までは5分ほどで行くことができる。

気温の高い夏の時期に駅まで歩こうものなら、汗まみれになるのは必定につき、半年ほどはバスのお世話になってもやむを得ないと割り切るしかない。体力温存させてもらうのだ。

まだまだ……もう少し間はあれど、いずれは東京都シルバーパスの所有者になるのだが、どれほど活用できるものか……まあ、せいぜい使わせてもらおうとは思っているけれど。

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信話§老人ですが~だ、だ、騙されないぜ~ [老化]

唐突に市役所の広報スピーカーが「現在、市内に詐欺グループから、電話がかかってきています」とオレオレ詐欺の注意喚起をアナウンスしてくれる。

まあ、それでも騙される人は騙されるんだろうなと思いながら、日々騙されないように用心深く構えている自分がいる。ただし、息子とか娘という人間はいないので「あ、父さん、俺!」などと言われても、ガチャ切りするか、父親のふりをして色々と聞き出してみようかと考えないでもない。

それで、かかってくるとしたら、銀行の人間だとか、警察ですがとか言って口座番号や暗証番号を聞き出すとか、キャッシュカードを預かりますなどと言ってくる類ではないだろうか。

あるいは、家にある現金の高を聞こうと試みる輩だっているかもしれないが残念ながら我が家にある現金は寒々しいもので、爪に火灯すようなレベルでしかなく、押し入るほどの価値もないはずだ。

元来が、その手の話にうまうまと乗せられる質でないことは、若い頃からの賜物であろうし、加えるならば、この四半世紀というもの、インターネットの中で、さんざんに幼稚なスパムメイルで鍛えられてきたわけで、今さらながら、稚拙な口車に乗るほどおめでたくはない。

ただし、この先の我が身が“認知症”なるものになってしまったら……それはどうなってしまうものだろうかとは思う。

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憶話§メモですとか・・・・・・必要なお年頃 [老化]

もうすっかり、何くれとなくメモの類が手離せなくなっている。

一番に利用度が高いのはスーパーマーケットで買い物をする時である。我が家の冷蔵庫前面に小さいホワイトボードがはられていて、そこにとりあえず買っておくべき食料品や雑貨などをマジックで書き留めておく。

買い物に行く時には、それらとその日に買うべきあれこれをメモ紙に記して出かけるのである。

数年くらい前までだったら、特にメモなど持たずとも必要なあれこれは把握していて、適当に買い物かごに放り込んで済んでいたのだが、定年退職以降メモなしではちゃんと買い物ができなくなってしまったのだ。

たかが3品程度を買いに行っても、2つまでは覚えていても、もう一つがどうしても思い出せなかったりで、これではいかんとメモに頼ることになったのだった。

何ということか……メモ紙を手に買い物を始めた初期の頃は、書いてあるにもかかわらず、買い漏らしというか買い忘れをしてしまった。それに懲りて実に単純なことだが、メモを見ながら買い物かごの中身を復唱することにしたら、さすがにミスはなくなったのである。

このところ我が家のいくつかのポイントには、注意を促す小さなメモの類がさり気なく置かれていて、我が身に警告を発してくれているのだ……ああ。

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目話§老眼? 近眼? [老化]

五十代も半ばを過ぎたあたりから、少しばかり老眼が入ってきたのだろうかと思ったのは、文字を読み込む仕事をしている時、30年来使っていた近眼用眼鏡を掛けたままだと、文字がぼやけるようになってしまったからである。

早い人間であれば四十代で老眼が進んでいくところを10年以上遅れて老眼がやって来たのかと思いながら、細かい字を読むのに近眼用メガネを外すようになってしまったのだ。

IMG_2891.JPG

さらに記憶をたどると、2004年頃だから五十代になろうとする頃、海外旅行先でレンタカーを運転し始めたあたり……運転する時は眼鏡を掛けているのだが、道を確認しようと道路地図を取り出して開いたら、眼鏡では文字が読めなかったことを思い出した。

そうして最近は……パソコンで文字を打ち込む時には眼鏡の必要はない。画面から40cmちょっと離れていても、何の問題もなく読めてしまうのである。

数年前、一度検眼してもらった時に、近眼強度弱めで処方してもらったレンズを使っているのだが、それで運転したり、ちょっと離れたテレビを見る時には十分なのだ。

こんな現状なので、遠くを見るためのレンズと、すぐに裸眼で見ることができるように“跳ね上げ式”の眼鏡を誂えようかと考えているのである。

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乾話§冷たい手~ミミではない~ [老化]

ミミではない……プッチーニが作曲したオペラ『ラ・ボエーム』に登場する薄幸のヒロインで、彼女に向かって一目惚れした詩人が歌うアリアが『冷たい手』である。

などという話とはまったく関係ない、単なる年寄りの愚痴で、この2、3年というもの、冬の朝の寒さに勝てずで、朝方は指の出ている手袋をはめているが、それでも冷たいままなのだ。

手の甲から腕にかけて見やれば、かつては浮いていた静脈の姿はなく、血液循環も弱くなりつつあるのかどうか、とにかく手が温まることなどはない。

手についてだが、もう一つある。その昔、五十代になる前後くらいまでは、手の指も十分にしっとりしていた。スーパーマーケットで、ちょっと水気のある食品を入れるポリ袋を、何の雑作もなくサっと開けたのが、気がつけば指先から湿気が失せて開けなくなってしまった。

指は舐めたくはなかったので、しかたなく指先に息を吹きかけて何とかしたのだが、その時に“脂ぎった中年親父”なんているものかいなと思ったのである。

人間五十年……その中身はどんどん干上がり、一夜干しと化していくのだ。

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隔話§時間差で襲って来る筋肉痛 [老化]

3月下旬の朝起きたら、右太腿が筋肉痛になっていた。はて、たいした運動もしていないのに、なぜ筋肉痛?と訝しんでいて、はっと思い立ったのは、雪が降った前々日の午後に雪除けをしていたことだった。

ほんの30分ほど、軽いプラスチックのスノースコップで除けただけなのに、しかも痛みが一日置いてやって来るなど……老人のそれではありませんか。

そうして、筋肉痛が時間差でやって来るようになったのは五十代に入った頃ではなかったかと記憶しているが、これはいかなる身体のメカニズムの為せる技なのであろうか。翌々日に筋肉痛だなどとは、何ゆえのタイムラグなのだろうか。

こうして人間の体は徐々に徐々に衰えていってしまうわけで、ひょっとして我が身が天上に行く時も気がつかず、天国に着いたところで“あれ、俺?”などと呑気に気がつくような気がしないでもない。

それにしても若い頃は、運動が終わった直後には筋肉痛が始まって、翌日の夜には痛みは消えていたと思うのだが、一日置いての痛みだなどと、まさに人生における想定外の営みではないかと……それはもう苦笑いして筋肉痛の痛みを和らげる消炎薬を貼るのである。

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壁話§喰える胃袋 [老化]

胃袋は鍛えれば、年齢を積み重ねてもそれなりに健啖を維持できるようだがそうしてこなかったこともあってか、年齢とともに食欲が淡泊になっていくような気がする。

若い頃……といっても三十代前半くらいまでだったのではと思うが、人並みに食欲はあったと思う。神保町で仕事をしていた当時、学生やサラリーマンの食欲を満たしてくれていた“いもや”に足繁く通っては、巨大なとんかつ定食を“がっつり”いただいていたのだった。

ところがそんな食欲が年とともに落ちていき、五十代に入った瞬間、いもやのとんかつと訣別したのだ。理由は簡単で、昼食に食べたとんかつが胃にもたれ、夕食が食べられなかったのである。

そんなわけで、五十代以降は徐々に食べる量が減っていったが、当然ながら基礎代謝も落ちてきているから妥当といえば妥当なのだけれど。

ドイツやオーストリアを旅して、ビールを呑むのは大きな楽しみなのだが、その時に注文する料理には常に悩まされる。一抱えもあるような大皿に巨大な肉塊がごろんと横たわっている様を見ると、それだけで負けそうになってしまう。だからこれなら食べられそうだという量の料理を常に頭に入れておかなくてはならない。

例えば、仔牛肉のカルパッチョやタルタル、あるいはソーセージサラダなどがそれにあたる。そしてごくたまにだが、ウィンナシュニッツェルを口にしてみるが、よほど空腹であるとか限られたコンディションの時である。

それに比べると彼の国の人たちは、幼少のみぎりから営々と胃袋が鍛えられ続けたことで、我々よりずうっと年長と思われる御仁が嬉々として巨大な皿に挑んでいるのを眼にして呆然とすることになるのだ。

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果話§若い頃のように身体が・・・・・・ [老化]

肉体のあちこちが色々と衰えてきていることが如実にわかるようになった。気がつかないうち、いつの間にか老化が進んでしまって何ともはやな思いでいる。

まず、皮膚がずいぶんと乾燥するようになってしまった。四十代あたりまでであれば、スーパーマーケットに常備されている、水気の物を入れる小さなポリ袋を、しっとりとした指で造作もなく開けることができたのに、五十代半ばにならないうちには、指先に湿気を与えてやらないと開けられなくなってしまったのだ。

そんなところから始まった老化なるものだが、この冬あたりに至って、燃焼効率の低下を認識するようになってしまった……自分が考える以上に身体がなかなか温かくなってくれない。ちょっと前だったらすぐに温かくなってくれていた手も、朝方などは冷たいままでなかなか復活してくれないまま。

そして10日に一度くらいだが、朝起きてしばらくしたすると両肩が鬱血してしばらく痛いことがある。これは、消炎薬を貼ってやれば30分足らずで痛みが取れてくれるのだが、いよいよ血管も老朽化ということなのであろうか。

さても“だましだまし”の日々のようである。

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