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週話§日曜粛々~皇帝協奏曲~ [クラシック]

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番『皇帝』初演から210年となる日だ。

“皇帝”と呼ばれるようになった経緯は、何となく曖昧なところがあって、もちろん、作曲者自身の命名によるものではない。

実演を初めて聴いたのは高校生の頃で、珍しくも東京から日本フィルハーモニー交響楽団がやって来た。指揮者は聞いて驚くなかれの近衛秀麿だった。確か1971年のことで、死去に先立つ2年前の演奏会である。ピアノの独奏は小林仁。

月並みな感想だが、スケールの大きい音楽と17歳の少年は思ったのである。その後、N響の定期で一度聴いたが、独奏者は誰だったか……忘れた。

このところ、この皇帝協奏曲を聴くのは『タモリ倶楽部』だったりするが、それは番組内で何かを作ったりし始める場面で、必ず協奏曲の冒頭が流れるのだ……それはつまり“皇帝”と“工程”を洒落ているのである。

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