週話§土曜粛々~県境で隔てられると~ [日常]
先月の終わり頃、県境を挟んだ隣町で、けっこう大きな山火事が発生した。一週間燃え続けて、何とか鎮火したようだ。
実家のあたりから県境まで、車を走らせれば10分ちょっとなものだが、意外なほど隣町との付き合いはなかった。同じ県内の隣接する市よりも近いのにである。
県境という見えない境い目のおかげで、双方何となく疎遠になっているように感じたまま過ごしてしまったが、他の人はどうだったのだろうか。
県境があったとはいえ、高校の学区などは重なっていて、卒業した高校には隣県からの同級生が何人かいたのだ。
結局“壁”のようなものを作り出しているのは、人間の勝手な思い込みで、それもまた違う県という“異”なるものに対する意識の在り様なのだろう。
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実家のあたりから県境まで、車を走らせれば10分ちょっとなものだが、意外なほど隣町との付き合いはなかった。同じ県内の隣接する市よりも近いのにである。
県境という見えない境い目のおかげで、双方何となく疎遠になっているように感じたまま過ごしてしまったが、他の人はどうだったのだろうか。
県境があったとはいえ、高校の学区などは重なっていて、卒業した高校には隣県からの同級生が何人かいたのだ。
結局“壁”のようなものを作り出しているのは、人間の勝手な思い込みで、それもまた違う県という“異”なるものに対する意識の在り様なのだろう。
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