陽話§今日から夏休み・・・・・・だったのだ [私事]
小学生から高校生まで、この日が夏休みの始まりだった。
小学校と中学校の夏休みは8月25日までで、東京の8月末まで6日間も短いと知った時は、恨めしい顔をしたように記憶している。ただし高校では、同じ8月末になったのだが、子供心に損をしていると感じ続けたのも無理はないだろう。
休みが始まればこっちのもので、とはいっても父親が大の旅行嫌いだったから、家族でどこかへなどということはなく、7月中に宿題のあらかたを片付けた後は、プールで泳いだり、自転車に乗ってどこかへ行ってみたり、ただし小遣いは常に乏しかったから、できるだけ金を遣わずに過ごしていた……そんな後遺症が今でも残っているような気がしないでもない。
それにしても、あれほどの炎天下の世間をよくもまあ遊びまわっていたものだと感心する。若い人間が持つエネルギーは太陽光線を跳ね返してしまうのだ。
そうして一か月余り、日没時刻も早まった8月下旬には、そこそこ日焼けして、春先の青成瓢簞から一転、曲がりなりにも精悍な若者に見えなくもないそんな9月を迎えるのである。
《日常のトピックス一覧》
小学校と中学校の夏休みは8月25日までで、東京の8月末まで6日間も短いと知った時は、恨めしい顔をしたように記憶している。ただし高校では、同じ8月末になったのだが、子供心に損をしていると感じ続けたのも無理はないだろう。
休みが始まればこっちのもので、とはいっても父親が大の旅行嫌いだったから、家族でどこかへなどということはなく、7月中に宿題のあらかたを片付けた後は、プールで泳いだり、自転車に乗ってどこかへ行ってみたり、ただし小遣いは常に乏しかったから、できるだけ金を遣わずに過ごしていた……そんな後遺症が今でも残っているような気がしないでもない。
それにしても、あれほどの炎天下の世間をよくもまあ遊びまわっていたものだと感心する。若い人間が持つエネルギーは太陽光線を跳ね返してしまうのだ。
そうして一か月余り、日没時刻も早まった8月下旬には、そこそこ日焼けして、春先の青成瓢簞から一転、曲がりなりにも精悍な若者に見えなくもないそんな9月を迎えるのである。
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