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楽話§ラグビー~どこで観るか~ [ラグビー]

ジャパンラグビーリーグワンは今週末がプレーオフ準決勝。日本のラグビーシーズンは間もなく終わりを迎える。これまでディヴィジョン1を10試合、2が1試合の合わせて11試合とは、なかなかの精勤ぶりではありませんか。

ところで、ラグビーを生観戦する際に席の選択をどうするのかという問題があって、各人頭を悩ませていることだろう。

それで我々だがどこの席に座ろうかというのは、ずいぶん以前から決まっている。単純に中央付近には座らず、左右どちらかのサイドでおおよそ22mラインからゴール前5mラインあたりを目安にして選ぶのだ。そのあたりだとトライを巡って両チームの激しい攻防を見ることができる。

↓秩父宮最後列通路側で個人として理想的な位置
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要するに“ハーフウェイ・ライン(センター・ライン)”付近に席を取っても、中央ラインでの攻防はまだまだ先があって、中途半端に両側のゴールからは離れているではないか。

↓ゴールまで10mくらい。迫力はあるが前過ぎる
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というわけでラグビーやサッカー観戦に関して“全部いいとこ取り”な席は不可能なので、どちらかのサイドに寄った席を買うことにしている。そしてグラウンド・レベルに近い低い位置からだと、距離は近いが両チームの陣形などは見ることができず、それゆえ高い位置から俯瞰して観たいのである。

もちろん、どんな位置から観たいのかは“人それぞれ”であるのは言うまでもない。

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素話§アマチュアリズムへの固執 [ラグビー]

ジャパンラグビーリーグワンが集客に苦労している。対戦カードによって、客の入りが極端に変わるのだ。3月11日、秩父宮で行われたサンゴリアス対ワイルドナイツのゲームでは1万9千人とほぼ満員を記録したが、3月最終節で、1万人入ったのは1試合のみ、はなはだしきは2500人がやっとという状況だった。

“プロ化”2年目、様々な試行錯誤が行われているのは、現場で見ていてもわかることで、何とかお客さんに足を運んでもらおうと、あの手この手を講じているが、効果に繋がっている物かどうか。

他のプロ化を進めた球技に比べて、ラグビーはアマチュアリズムへの拘りが強く、特に日本においては、むしろ大学ラグビーに根強い愛好者が多いような気がする。

かつての社会人ラグビーは、企業所属のスポーツクラブとして存在していたから、いわば“部活”として、利益を上げることは求められず、福利厚生の一環として存在していた。

だが、リーグワンはプロ化を目指してはいるものの、まだ緒にもついていないというのが実際のところで、今だにアマチュアリズムを引きずっている。そこから脱却できるのはいつのことか……まだまだ道遠しとしか思えない。

ちなみにラグビーの競技人口は10万人、対してサッカーは4百万人を超えている。蛇足ながら弓道の競技人口は12万人を数える。

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槍話§スピアーズ対サンゴリアス[第16節] [ラグビー]

ちょっと不思議(変)なゲームを観たような……ジャパンラグビーリーグワン最終節、えどりく(江戸川陸上競技場)14時キックオフで行われたスピアーズ対サンゴリアスの一戦。観客は5,651人、芝生席も盛況の入りだった。

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前半はまだよかった……堅調というか、もう少し点が入ってもよかったかという印象だったが、後半は蛇口がぶっ壊れたかのようなトライ大放出大会となってしまったのである。しかも、両チームそれぞれ2人ずつシンビンを出すという賑やかさ。

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シーズン順位も決定した、いわゆる“消化試合”であるはずだったのだが、それが最後は壮絶な打ち合いになろうとは……である。



まあ、観ている側からすればちょっと笑ってしまうような試合展開だったがそれ以上に試合時間の長さが半端ないものだった。休憩を挟んで、ノーサイドの笛が鳴ったのは16時5分。通常であれば2時間超えすることはなく、およそ1時間40分から50分というものだが。

この日は、脳震盪を疑っての担架搬送が2件。さらに手際がいいとはいえないTMOが6回。しかもエドリクはディスプレイが右サイドにしかなく、レフェリーがいちいちファーサイドから行かなくてはならないので、余計に時間がかかってしまう。担架搬送はともかく、エドリクのTMOは要改善の必要大である。

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そして、この日は出場しなかったラピース・ラブスカフニの写真を貼っておこう。出場しないスピアーズのメンバーはメインスタンド左端に陣取るのだが、入場してくる選手を目当てにサインを求めるファンも多い。特にラブスカフニは日本代表としても活躍しているので人気一番だが、常に笑顔で接しているのを見て、その人柄に好感を覚える人も多いことだろう。一つ一つの交流がファンの開拓に繋がることを、多くの選手が理解しているのだ。

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最後に、スピアーズ年間MVPのマルコム・マークスと通算百キャップを達成したサンゴリアス石原慎太郎を囲んで両チームの集合写真も貼っておく。

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週話§土曜枯寂~ラグビーシーズン終了~ [ラグビー]

かつて、大学ラグビーと社会人ラグビーが日本選手権を戦っていた時、日本のラグビーシーズンは1月で終わっていたのである。

今のリーグワンのシーズンは12月に始まり、4月までリーグ戦が争われて、5月にプレーオフの準決勝と決勝が行われるから、およそ半年近いシーズンとなった。

それゆえ日本選手権も消滅し、大学ラグビーとの接点もなくなってしまったのだ。もっとも、日本選手権の運営形態も変化して、社会人1位と大学1位が選手権を争ったのは1996年まで。

1997年からは、社会人3位までと大学2位までの5チームでトーナメントを行うようになったが、さらに運営形態はだらだらと紆余曲折が続いたのだ。

リーグワンが軌道にのってくれれば、この状態がそれなりに続いてくれるとは思うが、まだまだ試行錯誤も続きそうではある。

そして、リーグワンは今週の第16節でリーグ戦が終了し、5月半ばに上位4チームで準決勝と3位決定戦、決勝戦が行われるが、昨日行われたブレイブルーパス対ワイルドナイツ戦でブレイブルーパスが破れ、1位ワイルドナイツ、2位スピアーズ、3位サンゴリアス、4位イーグルスと順位が確定。プレーオフの組み合わせは、ワイルドナイツ対イーグルス、スピアーズ対サンゴリアスと決まった。

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鷲話§イーグルス対サンゴリアス[第15節] [ラグビー]

雨そぼ降る第15節は、2019年ラグビワールドカップ日本大会以来の日産スタジアム(横浜国際総合競技場)で行われたイーグルス対サンゴリアスを観た。この日の観客は、雨にもかかわらず15,034人。

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入場したところで、イーグルスの法被が配られていたので思わずいただく。先着1万名とのこと。

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ちょっと肌寒かったので、ジャンパーの上から羽織れば、ちょうど佳き哉。

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さてもストレスフルなゲームに疲れた。先に結果を書いておくと、9対11でサンゴリアスの勝ち。イーグルスはペナルティゴール3本のノートライ。サンゴリアスは前後半1本ずつのペナルティゴールに、72分にタタフが右隅へ飛び込んでようやくのトライ1本。双方が決定機を作ることができないまま見ていて疲れるゲームだった。



雨の中のゲームでボールが手につかずノックオンばかりは増えるばかり……前半7分にはイーグルスの田村がタックルに行った松島の足が顎にあたって負傷交代。結果として、ゲームの行方を決めてしまったということか。

サンゴリアスはこの勝利でプレーオフ進出を決めたが、イーグルスは最終第16節にプレーオフ進出を賭ける。

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週話§土曜枯寂~ラグビーシーズン~ [ラグビー]

2年目のジャパンラグビーリーグワンも今週と来週でリーグ戦が終了する。そして、順位が決定した後の5月中旬にリーグ戦1位から4位まででプレーオフトーナメントが行われる。

今シーズンはせっせと観戦に通った。味の素スタジアムに始まり、秩父宮、そして江戸陸と、今節で10回(D2の1回を含む)を数え、最終16節も行くのでなかなかの回数ではないか。そしてプレーオフも準決勝のどちらか1試合と決勝も観る予定だ。

正直に言えば、スタジアムでの観戦は雰囲気を感じに行っているようなところが大きく、ゲームのディテールまでを見通せるほどの眼を持っているわけではない。当然、密集で何が起きているかも何もわからない。

それゆえ、詳しいところはスポーツチャンネルの再放送を。時間があれば、キックオフからノーサイドまで、あるいはダイジェストも放送してくれるので、改めて見直してゲームの詳しいところを見ておく。

現場で遠目過ぎて、何が起こったのかわからないことは珍しくもなく、だからテレビを見ながら“ああ、そうだったのか”と納得するのである。

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筋話§ラグビーと相撲~見果てぬ夢~ [ラグビー]

単なる素人の妄想話である。

↓江戸陸で行われたスピアーズ戦に登場した関取翔猿
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幕下、三段目レベルで体重100~120kgくらいの力士にラグビーを教え込んだら、超最強のチームが出来上がるのではないかと思うのだ。まずもって、当たりに強く、スクラムに必要な押しも鍛えられていて、フォワードとしては申し分ないではないか。

さらに走力だって、100mを11秒台、12秒台で走れる力士もいたりした。かつての旭道山などがそうで、そんな彼らをバックスにすれば、軽々とタックルをかわしてトライするに違いない。

力士はただの“デブ”ではなく、運動神経に優れているのは言うまでもないことで、侮るなかれ!なのである。

もちろん現役の力士にラグビーをというのはできない相談だが、志半ばで引退を余儀なくされた二十代前半の若い、三段目そこそこの力士を勧誘して鍛えれば物になるのではないか。

クリアしなくてはならない多くの課題はあると思うのだが、人材としても有望だと考えるのだが。

追記:ちなみに今年の初場所には、大学ラグビーから大相撲に入門した飯間が初土俵を踏んでいるし、レッドドルフィンズに所属していた木津武士は小学校から中学校まで相撲部に所属していたのだ。

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滑話§スピアーズ対イーグルス[第12節] [ラグビー]

先週土曜日、雨の江戸陸でスピアーズ対イーグルスの試合を観戦した。競馬風に言うなら、グラウンド・コンディションは“重馬場”である。弱い雨が間断なく降り注ぎ、特に後半は、選手が激しく動くたびに盛大な水しぶきが上がるほどだった。

↓雨にもかかわらず4,142人の観客が集まった
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↓ライアン・クロッティ・・・・・・選手との距離が近い
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そんなコンディションゆえ、パスで展開していくシーンは少なく、キック多
めで相手のミス待ち……我慢比べのような試合になったのはやむを得ない。

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両チームがあげた3トライは、いずれもラインアウトからのもので、ゲームを決めたスピアーズのトライは相手のラインアウトのボールをもぎ取っての力技だった。このあたりはフォワードの力の差が出たというところか。



というわけで、特に楽しみにしていたファフ・デクラークは意外なほど影が薄く、両チームのバックス陣は、もっぱら飛んできたキックの処理に追われることになったのだ。

なお試合終了後、前節で100キャップを達成したスピアーズの立川理道選手に対する祝賀セレモニーが行われた。

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さすがに我が家から江戸川陸上競技場は遠い。電車を乗り継いで1時間半。この日も西葛西の駅を出る時は明るかったが、最寄駅に着いた時はすっかり暗くなってしまったのである。

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巻話§サンゴリアス対ワイルドナイツ[第11節] [ラグビー]

東日本大震災から12年、快晴の秩父宮ラグビー場には19,079人のラグビー好きが集結、ほぼ満員の客席を前に熱戦が展開されたのだ。

3・11東日本大震災から12年なるこの日は、キックオフ前に黙祷も行われた。

↓キックオフ一時間前だが、観客は続々と入場してきた
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↓半旗が掲げられての黙祷
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個人的には予想していたことだが、サンゴリアスの意気込みは半端ないもので、積極的な攻撃に果敢なディフェンスが功を奏し、前半はワイルドナイツをノートライに封じ込め、ひょっとしたら勝利を手にできるのではと思ったのだったが……

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後半に入ると、ワイルドナイツの本領が牙を剥いたのである。



そして、後半13分過ぎから15分足らずの間に立て続けの4トライ&ゴールであっさり逆転し、楽々と逃げ切っての勝利、全勝をキープした。

ワイルドナイツ自体、スロースターターなのかどうかわからないが、前半はリードされる試合が少なくないのだが、リードを広げられても、決して慌てるような素振りも見せずに、気がついたら逆転しているのがお約束なのだ。

それは後半に入って数分で、フォワード一列目の3人がフッカーの堀江を中心とする3人に総入れ替えした時から始まるような気がするのだ。使い古した表現だが“勝利の方程式”とは、まさにこのことではないだろうか。

ジャパンラグビーリーグワン2年目になったが、今年もワイルドナイツの優位は変わらなさそうである。

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無話§ノーサイドとフルタイム [ラグビー]

ラグビーではノーサイド(No Side)だったが、フルタイム(Full Time)と呼ばれるようになったのは1970年代以降のことのようだが、日本では相変わらずノーサイドと呼ばれ続けている。

当然ながらイングランドを中心とするラグビーの“本場”に用語の類は合わせるべきなのだが、心情的には“ノーサイド”という表現のほうを好ましく感じ、頭ではフルタイムと思いながらも結局はノーサイドを使ってしまう。

おおよそ情緒的と思われる日本人がノーサイドという表現に、佳き何かを感じ取ってしまうのは無理からぬことである。

そして“フルタイム”という言葉には、いかにも即物的なものを感じてしまうということなのだ。

そして、2019年のラグビワールドカップ日本大会で覚えたのは、スタンドオフで親しんでいた10番のポジションが“フライハーフ”という呼び名なのだということだった。

アジアの東端でポツンとラグビーに奮闘している日本だが、これまで本場との交流も少なく、なかなか新しい空気に触れられず、それこそそんな用語の一つをとっても乖離が起きていたことを認識して、望まなくてはならないと思うのである……“ノーサイド”から脱却するには、まだまだ時間がかかりそうだけれど。

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完話§スピアーズ対ダイナボアーズ[第8節] [ラグビー]

日曜日に初エドリク(江戸川陸上競技場)へ遠征。ジャパンラグビーリーグワン第8節のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ対三菱重工相模原ダイナボアーズを観てきた……最高気温19度という観戦日和である。我が家からは電車を乗り継いで一時間半。

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↓ちょうどバスが到着。降りてきたマルコム・マークスをパチリ
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最寄駅の西葛西駅からは徒歩約20分ということで、あっさり都営バスを利用して数分で到着。真上を羽田を離発着する飛行機が頻繁に飛んでいくという環境である。

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そして14時半キックオフの試合は、公式記録のとおりでスピアーズの圧勝。



D2から昇格、台風の目になりかかったダイナボアーズだったが、さすがに上位グループとの差は大きく、8トライに3トライと太刀打ちできず。

圧力、突破力ともにスピアーズが抜きんでていたし、やはり攻撃のオプションが多彩である。そして強豪チームに共通していると思われるものに、後半の強さがあるような気がした。そしてスピアーズはリーグ2位を維持した。

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プレーヤー・オブ・ザ・マッチはスピアーズのファウルア・マキシでプレゼンターは関取の翔猿(江戸川区出身)。この日は元小結の松鳳山や元関脇の琴勇輝(北陣親方)も観戦していた。個人的にはラグビーと相撲と相通じるところがあるような気がしていたのを、何となくだが確認できたようである。

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熱話§ラグビーを観る~観客動員~ [ラグビー]

ドイツやオーストリアを旅行している時、ホテル客室のテレビに“ユーロスポーツ”というスポーツ専門チャンネルが見られるようになっていることが多い。

おかげでかっこうの時間つぶしになってくれる。それを見ているととにかくどんなスポーツにも人々が熱心に足を運んでいることに驚かされる。それは屋外、屋内を問わずなのだ。

翻って日本ではどうかというと、特定のスポーツの観客数は多いけれど、少しマイナーになると、とたんに少なくなってしまう。むしろ、これが人気とかメディアで紹介されると、どこからか湧き出したかのように人が集まってくる。

2019年のラグビワールドカップ日本大会の時など、連日スタジアムは数万人の観客で満員御礼だったりしていた。ところが2019~2020年のトップリーグがコロナ禍で中止となって、ワールドカップでの勢いが殺がれることになってしまった。

翌年、トップリーグ最後のシーズンの観客動員数は一試合平均3425人、最多でも8747人となり、ワールドカップの人気を維持できず、元の鞘に収まったのである。

リーグワンも2年目となって、少しだけ観客が戻ってきたのではと感じなくもないが、上位グループに位置付けられるブレイブルーパスの観客動員が芳しいとはいえず、5000人入ったのは一度か二度に留まってしまっている……まあ、観客動員戦略にセンスが感じられず、客席の熱気も感じられないが。

リーグワンとしては、一試合あたりの観客数目標を8000人と設定しているけれど、サントリーやワイルドナイツのような人気チームであっても、1万人入場はごく稀でしかない……我々が観た第3節のサントリーサンゴリアス対キヤノンイーグルスは、ファフ・デクラーク人気もあって1万人を超えた。

残念ながら海外からの有名人気選手に客寄せを頼るしかなく、そのあたりをいつ脱却できるものかが喫緊の課題ではないか。

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楽話§贔屓はなく満遍なく~ラグビー~ [ラグビー]

ジャパンラグビーリーグワンのシーズンもたけなわで間もなく折り返し点となる。

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ここまででD1を5試合、D2を1試合観に行ってきた。特定の贔屓チームがあるわけではなく、味の素スタジアムと秩父宮で行われるゲームで、おもしろそうな対戦組み合わせを選ぶのだ。

今月は、それに加えて江戸川陸上競技場(江戸陸)初見参する予定。

結果的に在京チームのホームゲームになってしまうのはしかたがない。贔屓がないとはいいながら、前身だったトップリーグ最後の年に大健闘を見せたクボタスピアーズを重点推しとして見守っている。加えるなら開幕スタートダッシュで好調な相模原ダイナボアーズも見逃せない。

というわけで、そのあたりのチームを核にして、観戦スケジュールを決めている。チケットは、ラグビー協会のサクラクラブ優先発売か、ホームチームのページから購入しているが、これが何とも使い勝手が悪い。当然ながら、それぞれのサイトで売られている座席が違っているのは当然ながら、自分たちが座りたい席がどっちのサイトで売られているものかと、それが煩わしく感じてしまう……慣れていくしかないことだが。

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惜話§ブレイブルーパス対サンゴリアス[第7節] [ラグビー]

快晴微風の秩父宮ラグビー場は絶好のラグビー日和となった。メインスタンド上方、背中にあたる立春の陽射しが暖かく、高いところからの俯瞰を楽しむことができた。

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にしても、ブレイブルーパスが“勇狼”で、サンゴリアスを“太陽巨人”だなどと、無理矢理な漢字表記にするホストチームであるブレイブルーパスのセンスのない演出にはがっかりさせられる。

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“人気カード”の府中ダービーゆえ、観客は10,068人と1万人超えとなり、“ニワカ”的には拮抗した手に汗握るゲームを楽しんだ。



前半10分と13分にサンゴリアスがペナルティゴールで先制、その後前後半、両チームそれぞれ4トライ&ゴールだったが、結果的には最初のペナルティゴール2本が勝敗を分けたのである。

この日は、サンゴリアスのウィング尾崎晟也が絶好調で、3トライのハットトリック。さらにトライ後のコンバージョンをアーロン・クルーデンが全てを決め、勝利に貢献した。

勝敗を分けたのはペナルティゴールだが、ブレイブルーパスのペナルティが多過ぎて、そのあたりを修正しないと上位に食い込むことは難しいだろう。というわけで、サンゴリアスが確実に勝ち切ったゲームだったのである。

ノーサイド(フルタイム)後は、新宿まで戻って久々の“とんかつ反省会”を行い、満足で帰宅したのだ。

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圧話§サンゴリアス対ダイナボアーズ[第6節] [ラグビー]

D1に昇格して、想像以上の成績をあげているダイナボアーズ、この日はサンゴリアスとの対戦を迎えた。結果は大差での敗戦、上位グループとの壁の厚さを思い知らされた。

↓これくらいの俯瞰が佳き
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前半終了間際までは10対6と拮抗していたが、ハーフタイム直前にトライとゴールを決められた後は、もう為すすべなく点差は開くばかり。タレント揃いのサンゴリアスが、トライを量産したのである。特に松島幸太朗が、50m以上を独走してのトライは、取るべき人間が取った見事な個人技トライだったのだ。

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ハイライトがサンゴリアスのトライシーンばかりになってしまったのはしかたなく、ダイナボアーズは辛うじて1トライを返したものの、攻撃するオプションに乏しく、サンゴリアスのディフェンスを破ることはできず。



前半は気がつかなかったが、後半になってダイナボアーズが攻撃する態勢を見ると、どうもライン間隔が狭いと見えた。コンパクトかつタイトに攻めようという戦略なのかどうかはわからないが、ライン間隔広めのサンゴリアスがダイナミックに攻めていたのに比べると、常に窮屈なボール回しだったと感じた。

やはり上位組は、一枚も二枚も上手ということである。

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