SSブログ

行話§魚上氷~七十二候~立春 [七十二候]

立春の末候“魚上氷(うおこおりをいずる)”である。

春めいては……まだまだである。

東京の日の出は6時29分、6時頃には東の空が薄っすらと明るくなる。日没は17時半に近づいて、18時近くまで明るさが残るようになってきた。

寒さの底もピークを過ぎつつあるが、雪が降るのもまたこの時期が多いので油断はできない。いつ何時“豪雪”に見舞われないとも限らない。積もったら積もったで、雪除けが待っている。

スノースコップを手にして、30分くらいはせっせと我が家近くの歩道の雪をどかして歩きやすくしておく。そうして雪除けに出てくるのは数人もいるかどうかだが、黙々とやれる範囲を片付けて家に戻っていく。

先週の月曜日、我が家のあたりは10cmほどの積雪があって、雪除けをどうしようかと思いながらタイミングが合わず出動せずだったが、何人かがせっせと除けてくれたのはありがたかった。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

行話§黄鶯睍睆~七十二候~立春 [七十二候]

立春の次候“黄鶯睍睆(うぐいすなく)”である。

去年のこと。我が家あたりで春頃から鳴き出したウグイスが、夏になっても鳴き続けてくれて、賑やかと思ったり、いささか五月蠅いと感じたりした。

鳴いていたのはたぶん一羽だけだと思われるが、あちらこちらと場所を変えて鳴くものだから、何羽もいるように感じたのである。

ウグイスの平均寿命は8年くらいとのことなので、今年も同じ個体が賑やかに囀ってくれるかもしれないが、まだまだその鳴き声を聞く時季ではない。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

行話§東風解凍~七十二候~立春 [七十二候]

立春の初候“東風解凍(はるかぜこおりをとく)”である。

改めて明けましておめでとうございます……旧暦の新年である。

日の入り時刻は12月半ばから40分くらい遅くなって、17時半くらいまで明るさは残っているのがありがたい。

そして、寒い寒いと言いつつも、辛夷(コブシ)の綿帽子も膨らみつつあって3月上旬の開花が待ち望まれるようになった。

春が立つとは、そうした諸々のベクトルが春へと向かいつつあるのだと示唆しているのである。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

行話§鶏始乳~七十二候~大寒 [七十二候]

大寒の末候“鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)”である。

大寒の末候……二十四節気&七十二候の一年が終わる。次は立春であるが、春はまだ先の先なのだ。

ようやくだなと思うのは日没時刻がずいぶんと遅くなってきたことで、17時を過ぎても薄っすらと明るさが残ってくれている。

朝方はというと、6時頃はまだまだ暗いが、6時半前にはかなり明るくなって、気分的にも明るい思いがするようになった。個人的には、11月から3月頃までの朝方が、もう少しだけでも明るければいいのにと思うのだが、それは無理な相談……。

そして早いもので、明日には1月が終わってしまう。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

行話§水沢腹堅~七十二候~大寒 [七十二候]

大寒の次候“水沢腹堅(さわみずこおりつめる)”である。

寒さも間もなく底である。

かつて、ラグビーの日本選手権が行われていた時のラグビーシーズンは、おおよそ2月には終わっていた。社会人ラグビーから20年前にトップリーグに変わり、さらにリーグワンと変わるごとに、シーズンは2月一杯から5月までと伸びていった。

ラグビーシーズンといえば冬だという思いは今だに強く、5月にラグビーだなどとは……今だに違和感を持っている。

そういえば、ラグビーのワールドカップも9月から始まるわけで、2019年の日本大会の時もまだまだ暑い中での開催だった。それでも、スタンドで観戦している我々はまだ楽なものだったが、ピッチで戦う選手たちには負担が大きかったのではないかと思ったのだ。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

行話§款冬華~七十二候~大寒 [七十二候]

大寒の初候“款冬華(ふきのはなさく)”である。

寒さの“底”がやって来た。

この先、2月一杯は厳寒期で外出するにも厚手の防寒仕様の装備が必要だ。ましてや、ラグビーの屋外観戦となると、それにプラスして使い捨てカイロやひざ掛けを持参する必要がある。

そして……まだまだ若さが残っていた頃は、小さい保温ポットに麦茶を入れて、ポケットにはウィスキーのミニボトルを忍ばせて“身体の中”から暖めてやっていたが、もうそんなこともしなくなってしまった……まあ、さほど効果がなかったということもあるけれど(爆

というわけで、ここからが冬の山場なのだ。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

行話§雉始雊~七十二候~小寒 [七十二候]

小寒の末候“雉始雊(きじはじめてなく)”である。

年明けて、松の内の間はちょっと暖かい日があったりしたが、ここにきて寒さが戻って来たようだ。

朝方、戸外の駐車場に並んだ車の屋根が霜で真っ白……それだけではなく、フロントガラス全面が真っ白になってしまってもいる。温暖化温暖化という時世とはいえ、寒い冬はやって来るわけで、それなりの準備、心構えが必要なのは言うまでもない。

そんなことを繰り返し繰り返し、気がつけば春は近づいていた。日没時刻は年末の内に遅くなったし、日の出時刻も先日から少しずつ早まり、ようやく最遅から1分ほど早くなってきている。

寒いことは寒いが、その中にも春を見つけたような気になるということだ。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

行話§水泉動~七十二候~小寒 [七十二候]

小寒の次候“水泉動(しみずあたたかをふくむ)”である。

東京の日の出時刻は今日までが一番遅く6時50分。この先は夏至に向かって早まっていってくれる。3週間ちょっと先の立春に先立って、春への兆しがほんの少しだけ見えてきた。

……と言いたいところだが、毎度のこととして寒さはこれからが本番になるのは、きちんと自覚しておかなくてはならない。逆に夏だって、夏至を過ぎた7月&8月に猛暑がやって来るではないか。

おおよそ5時頃には起き出しているが、もちろん世間は真っ暗。今の時期だと6時半くらいになってようやく明るくなっていって、車が走り出したり、学校や会社に行く人たちの姿が見える。それにしても、7時前から出かけなくてはならないとは御苦労なことかな……多摩丘陵の朝の風景なのである。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

行話§芹乃栄~七十二候~小寒 [七十二候]

小寒の初候“芹乃栄(せりすなわちさかう)”である。

東京あたりは7日までが松の内で、関西方面は15日までなのだという。

どちらにもそれなりの言い分はあるようだが、小正月までを松の内とする関西のほうが理屈としては合っているように思われる。

そして、一人勝手に1月11日までを松の内と思い込んでいたことがあって、関東の鏡開きが11日だから、それまでが新年の松の内だと、根拠のない松の内と考えていた。

まあ、鏡開きで松の内が終わるという考え方も、ほんの少しばかりだが一理あるような気がしないでもないとは、変なこだわりが過ぎるようだ。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

行話§雪下出麦~七十二候~冬至 [七十二候]

冬至の末候“雪下出麦(ゆきわたりてむぎいずる)”である。

去年の、特に後半の気候はわけがわからなかった。だから、何度か書いたように、あれよあれよという間に10月、11月、12月が過ぎ去っていた。季節の移り変わりが滅茶苦茶だったから妙な感覚に襲われて、それが解消されていないのだ。

そんな気候変動はなおも続き、数年で解消するなどあるはずはないだろう。

そしてまた新しい一年が始まる。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

異話§麋角解~七十二候~冬至 [七十二候]

冬至の次候“麋角解(さわしかのつのおちる)”である。

2023年最後の候になってしまった。だが、七十二候は立春が新年の始まりなので、これが新年の変わり目というわけではないが。

ブログのエントリーとして七十二候を取り上げるようになって13年が過ぎたが、さすがにネタ切れ状態が続いている。だが、季節のマイルストーンとして、どんなに短い文章であってもブログが続く限りは淡々と書き綴っていくつもりである。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

異話§乃東生~七十二候~冬至 [七十二候]

冬至の初候“乃東生(なつかれくさしょうず)”である。

冬至の今日、日の出は6時45分、日没は16時36分……5時過ぎに目覚めると世間は暗く、明るくなるまで1時間半以上かかってしまう。さらにこの先、5分は日の出が遅くなるから、早起きの身にはいささか切ないものがある。

真夏だったら、少しばかり北北東に向いている“勉強部屋”に、ひとしきり朝日が入り込んで明るいことこの上なく、起き抜けのTシャツ&ハーパンそのままでパソコンに向かって朝の作業を進めるのだが、今の時期は防寒装備が物々しく、カーディガンを羽織った上からガウンを引っかけているのだ。

そうして足温器で足を暖めたりして、何とか冷え込まないようにと、できる工夫はそれなりに。

そうして一番バス二番バスは暗いうちに走り出していて、それに乗る通勤、通学する人たちは肩をすくめ、足早に停留所へと向かうのである。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

異話§鱖魚群~七十二候~小雪 [七十二候]

大雪の末候“鱖魚群(さけのうおむらがる)”である。

週末金曜日は冬至、2023年も残り2週間となった。

温暖化が進んだとはいえ、気温は冬である。夏の間は10分足らずで追い焚きが済んだ風呂も、設定した湯温になるまで20分くらいかかるようになったのだ。

当然ながらそれだけ燃料代も必要なわけで、夏と冬のガス料金の差は、3倍以上になってしまう。

夏の間は39度ほどで沸かしていたのが、今は41度から42度……そして、冬の水温は低いから、夏に比べて時間がかかるのは今さらながら当たり前の話なのである。

気がつけば12月も半ば過ぎとなったが、個人的な印象を言わせてもらうなら今年は残暑を10月下旬まで引きずったからかどうか、その9月や10月の記憶が希薄で、秋はほとんど省略で11月下旬には一気に冬模様になってしまったような気がしてならない。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

異話§熊蟄穴~七十二候~大雪 [七十二候]

大雪の次候“熊蟄穴(くまあなにこもる)”である。

今年は、熊が人を襲う事例が多かった。人を恐れず、市街地に出没する熊を“アーバン・ベア”と呼ぶようだが、熊が人を襲うニュースを見かけない日はなかったことも。

そして、いわゆるクレーマーが自治体などに「熊を撃つな」といった内容を執拗に電話してくるということも話題になったが、そういうクレームを言い立てる人の眼の前に熊が現れたら何を考えるのだろうかと思った。

人間と熊が共存できるとでも考えているのだろうが、残念ながら無理な話で今年も尾瀬では熊が頻繁に目撃された。



幸いにして尾瀬行の間に熊に遭遇したことは一度もない。自衛策としては、熊鈴を鳴らして歩くことくらいで、いきなり遭遇でもしたら神頼みするしかなく、一人で歩いている時には勘弁してという心境である。

4年前の秋、尾瀬ヶ原から尾瀬沼に向かう山道で鹿に遭遇した時も同様で、

KEN00761.JPG

相手が逆上してこっちに向かってこないよう、ひたすら静かに、しかし視線を外すことなく立ち去ってくれるのを待つだけだったのだ。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

異話§閉塞成冬~七十二候~大雪 [七十二候]

大雪の初候“閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)”である。

年賀状を書かなくてはという時節になってきている。毎年同じ体裁で、上半分の写真を替えるだけ。

何年か前から少しずつ意識して、年賀状を出すことをやめる人が出てきた。こちらからは元旦に届くよう投函しているが、一週間経ってようやく届く人がいて、そうした人に対しては、こちらが出さなければ返信することもないだろうからと考えて、出すことをやめることにした。

来年は古希七十歳となり、余命もあといくばくかと……やはり少しずつではあるが、身辺をすっきりさせていく必要があると感じている。

それでも、いざやろうとすると、何から手をつけていったらいいのか、それがわからずに、手をこまねくばかりというのが情けない。

鬼が大笑いするのは百も承知で、古希を迎える来年こそは身辺整理の事始めを本腰でというつもりである。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog