週話§日曜枯寂~十一月もはや~ [日常]
11月が終わりに近づいている。つまり一年が次に来る12月でおしまいということである。ああ……と思うアラ七十なわけで、もう一年が経ってしまう。
何度も書いているように、小学生から中学生くらいまでは時間の速度が遅いと感じていた。なかなか時が進んでくれないのだ。それはも、もどかしいと言えるレベルで、どうして夏休みがなかなかやって来ない、どうして正月になってくれないと、そんなことばかり思っていた。
そうしたら、あーら不思議。人生の半分も過ぎた頃から、坂道を転がるように時間が速くなっていったのだ。
それは、たぶんおそらく三十代の終わり頃が境い目ではなかったか。十代を終えて二十代から四十代あたりまでは、フラットな時の進みかたをしていたのが、ある日気がつくと坂道を下り始めていたのだった。
人生における時間の速度の推移はこうなのだと、しみじみ思い知った昨今のことである。そして生涯の終わり近く、国内外の様子は悪化の一途である。
《日常のトピックス一覧》
何度も書いているように、小学生から中学生くらいまでは時間の速度が遅いと感じていた。なかなか時が進んでくれないのだ。それはも、もどかしいと言えるレベルで、どうして夏休みがなかなかやって来ない、どうして正月になってくれないと、そんなことばかり思っていた。
そうしたら、あーら不思議。人生の半分も過ぎた頃から、坂道を転がるように時間が速くなっていったのだ。
それは、たぶんおそらく三十代の終わり頃が境い目ではなかったか。十代を終えて二十代から四十代あたりまでは、フラットな時の進みかたをしていたのが、ある日気がつくと坂道を下り始めていたのだった。
人生における時間の速度の推移はこうなのだと、しみじみ思い知った昨今のことである。そして生涯の終わり近く、国内外の様子は悪化の一途である。
《日常のトピックス一覧》
コメント 0