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芝話§歌舞伎座の昼と夜 [歌舞伎]

コロナ禍は以前継続中だが、歌舞伎座は通常の昼夜二部興行に戻っている。

昼の部開演は11時と決まっている。平日のそんな時間に勤め人が芝居を観るなどできようはずもなく、もちろん宮仕え時代は土曜か日曜の歌舞伎見物に限られて、チケットの確保には苦労した。

我が家を朝9時前には出て、電車を乗り継ぎ東銀座は木挽町の歌舞伎座へと向かう。途中、デパ地下で昼食の弁当を買い込んで行く。歌舞伎座に通い始めた頃は、地下にあった食堂や階段横のカレー屋、奥の蕎麦屋で食べたりしていたが、今はすっかりデパ地下の弁当類に落ち着いたのだ。

昼の部がはねるのは15時半前後……頃合いもよしで、意見が一致すれば、夕食などを楽しんでみるも佳き。そのあたり土日に観劇していた時は融通できた。今は求めやすい平日に出かけることもあって、そうすると勤め人の出勤時間と帰宅時間にぶつかってしまう。高齢者には、込み合う時間帯は辛い。

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夜の部の開演は16時か16時半だが、最近は16時半が多いだろう。出かけていくにはいい時間だが、今度は終演時間が気になる。長い時など21時を軽々と超えてしまうから、家に帰り着くのは22時半とかになって、今や早寝早起きとなった我が身が恨めしいと感じる。

まだまだ元気だった五十代の頃は、20時過ぎに終演した後、キリンシティあたりでビールを2杯くらい引っかけてということもあったが、今はもう、とてもとてもとなってしまった。

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