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異話§蟷螂生~七十二候~芒種 [七十二候]

芒種の初候“蟷螂生(かまきりしょうず)”である。

湿気湿気の芒種である。この気候のおかげで田んぼには水が満々として、整然と青々しい稲の苗が並ぶ光景が展開するのである。

そうして秋の借り入れを待つのだが、この温暖化の中にあって、稲の生育がどのように変化しているものか……変化していないはずなどないと思うが。

これだけ四季の移ろい、過ぎ行くスピードが早いのだから、収穫の時もかなり早まっているのではないか。あるいは、沖縄や鹿児島、高知で行われている米の二期作がもう少し広い範囲で可能になっているのかもしれない。

などと書いてはみたが、日本の総人口も順調に減少の一途だし、米をこれ以上増産しても輸出に回すしかなく、二期作の拡大がどれほどの効果があるものかは疑問と言えるだろう。

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