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理話§三か月に一度の床屋通い [老化]

去年の暮に床屋に行った。その後、直近で切ってもらったのは3月下旬のことである。

定年退職の頃は2か月に一度だったが、ここ何年かは3か月に一度の床屋通いになってしまった……髪の毛がなかなか伸びない。伸びが遅くなったと感じたのは五十代に入ってからのことではなかったか。

それ以前は一か月もすれば、もくもくと伸びて収拾がつかなくなるくらいな状態だったのが、ふと気がつけば伸びなくなっていた。

今通い続けている床屋も四半世紀を超える付き合いで、物心ついてこのかた一番長い店になっていたのだ。散髪代は顔剃りと合わせて4400円……安くはないが、高くもない。数年前は年6回だったのが年4回に減ってしまったから、8800円の節約というのだが。

伸びないとは言うけれど、さすがに2か月もすれば耳に髪の毛がかかってくる。昔から短く切ってもらっているので、耳にかかりだすと鬱陶しく感じてしまう。それでもてっぺんなどはまだまだなので、もう一か月経ったところで、重い腰を上げて切ってもらうのだ。

店主一人で切り盛りしていて、タイミングが悪いと3人待ちとかになってしまい、2時間くらい時間を潰さなくてはならない。それでも、出てきたからには頭をすっきりしてもらうしかない。

考えてみれば……考えるまでもなく、床屋にはリラクゼーションの要素もあるので、散髪に加えて頭をあれこれいじってもらうことで、何がなしだが、リラックス効果もあるので、3か月に一度の4400円もお得ではなかろうか。

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