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顧話§今日の歴史~アレクサンデルⅥ世~ [キリスト教]

1492年8月11日、初のコンクラーヴェ。

“根比べ”ではない“コンクラーヴェ”である。が、言われているとおり、根比べに近いものがあるのが、ローマ教皇選出の投票システムのようだ。

とにかく、何日も何度も投票を繰り返し、新しい教皇が決まらなかったら、その投票用紙は燃やされ、その度にシスティーナ礼拝堂の煙突から黒い煙が出て「教皇は決まらなかった」と知らせるのである。

コンクラーヴェの原型は13世紀後半に行われたようだが、おそらく現在と同様の体裁で行われたコンクラーヴェはこの時が初めてということか。

なお、このコンクラーヴェで選出された、アレクサンデルⅥ世の庶子こそが“悪名高い”チェーザレ・ボルジアと、妹ルクレツィア・ボルジアである。

そして、コンクラーヴェが行われる一週間ほど前、スペインの港から大西洋を西に向かったのが、アメリカ大陸を発見したクリストファー・コロンブスである。

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