待話§気にかかるのは尾瀬のこと [尾瀬]
当初、ゴールデンウィークから3週間遅れで先週土曜日(5月23日)から小屋開けを予定してた尾瀬の山小屋だが、多くが6月17日からとスケジュールを後送りした。
それでも先行き不透明で、はてさてと気を揉んでいるところ。当然ながら、登山客が入らないことには、山小屋の経済的運営は成り立ってくれない……言わずもがななほどに当然のことだ。
もちろん登山客の方だって入山したいのにできないという、理不尽な歯痒さを抱き続けているわけである。現状、尾瀬に入山しているのは、環境省関連か、保守点検に訪れる山小屋経営者と、限られたスタッフ程度でしかなく、今のところ一般登山者は、残雪の尾瀬も、水芭蕉の尾瀬も眼にすることはできず、このままでいくと、ニッコウキスゲの尾瀬も眼にすることができない可能性もある。
そうして人の姿が消えた尾瀬の一帯には、すっかり警戒を緩めた野生鹿が、その本来の縄張りを我が物顔で歩きまわっているのは間違いないところだ。
というわけで、この先あと一か月近くというもの、尾瀬は我々の見えないところに存在するばかりである。
《尾瀬のトピックス一覧》
それでも先行き不透明で、はてさてと気を揉んでいるところ。当然ながら、登山客が入らないことには、山小屋の経済的運営は成り立ってくれない……言わずもがななほどに当然のことだ。
もちろん登山客の方だって入山したいのにできないという、理不尽な歯痒さを抱き続けているわけである。現状、尾瀬に入山しているのは、環境省関連か、保守点検に訪れる山小屋経営者と、限られたスタッフ程度でしかなく、今のところ一般登山者は、残雪の尾瀬も、水芭蕉の尾瀬も眼にすることはできず、このままでいくと、ニッコウキスゲの尾瀬も眼にすることができない可能性もある。
そうして人の姿が消えた尾瀬の一帯には、すっかり警戒を緩めた野生鹿が、その本来の縄張りを我が物顔で歩きまわっているのは間違いないところだ。
というわけで、この先あと一か月近くというもの、尾瀬は我々の見えないところに存在するばかりである。
《尾瀬のトピックス一覧》
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