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常話§馬耳東風~聞こえてない?~ [日常]

スーパーマーケットなどのレジ袋が有料になって間もなく一年となる。ようやく定着しつつあるようだ。というわけでレジでの客対応についてである。

[その1]
書店で本を買う……店員はルーチンのごとく、単行本にカバーをかけるかという問いを発する。こちらはもちろん袋を持っているので不要だと返すが、カバー不要の客が珍しいのか、要らないと言っても、手がカバーに触れていたりする。場合によっては、再度不要だと伝えなくてはならなかったりして面倒であることはなはだしい。

そうしてさらに、本に紙栞を挿し挟もうとするところを、それも不要なのだと断って、勘定が済んだところでレシートを挟ませる。つまり、普段の作業と違うことをさせられても、覚えている手はいつもの作業をしようと動いてしまうのだ。

[その2]
似たような状況に、中華総菜の店で餃子などを買い求める時がある。その店では、餃子のパックに辛味タレを2袋ほど添付してくれるのだが、我が家は不要。なので包み始める時に「タレは要りません」と伝えるのだが、刷り込みで常にタレを添える習い性になっているので、手はタレに向かっていて、添えようとするのに気がつくと、再度要らないとダメ押しをするのだが、これを注視していなくて、タレを入れられたことが何度かあった。

そうした店員の手際のよさは、ある種のルーチンのおかげであることは否定できないが、だからといって唯々諾々とルーチンの為すがままにされるわけにはいかないことも多々あるのだ。

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