行話§菜虫化蝶~七十二候~啓蟄 [七十二候]
啓蟄の末候“菜虫化蝶(なむしちょうとなる)”である。
来週には、桜が咲くだろう。もはや、東京あたりでは春分の頃に桜が開花するのがあたりまえになってしまったようだ。何度も書いているが、我々のような年寄りにしてみれば、やっぱり4月の桜が好きで、3月というのは実感が湧きにくい。
宮仕えをしていた頃は、町内にうまい和菓子屋があって、2月頃から道明寺の桜餅と草団子を定番で出していた。そうしょっちゅうは買えないが、ここぞで買いに行くと、人気店らしく、数人が店内と表で買う順番を待っている繁盛ぶりなのだ。
日持ちのしない生菓子ゆえ、一度に買うのは桜餅と草団子を二つずつ、夫婦二人で楽しむために買い求めて帰宅するのである。
初めて買った時は、一個200円そこそこだったのが、今や380円という値段には怯みそうになってしまう……とはいえ、神保町に出向くことがあったら、買って帰ろうかと思う。
《七十二候のトピックス一覧》
来週には、桜が咲くだろう。もはや、東京あたりでは春分の頃に桜が開花するのがあたりまえになってしまったようだ。何度も書いているが、我々のような年寄りにしてみれば、やっぱり4月の桜が好きで、3月というのは実感が湧きにくい。
宮仕えをしていた頃は、町内にうまい和菓子屋があって、2月頃から道明寺の桜餅と草団子を定番で出していた。そうしょっちゅうは買えないが、ここぞで買いに行くと、人気店らしく、数人が店内と表で買う順番を待っている繁盛ぶりなのだ。
日持ちのしない生菓子ゆえ、一度に買うのは桜餅と草団子を二つずつ、夫婦二人で楽しむために買い求めて帰宅するのである。
初めて買った時は、一個200円そこそこだったのが、今や380円という値段には怯みそうになってしまう……とはいえ、神保町に出向くことがあったら、買って帰ろうかと思う。
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