SSブログ

過話§雷乃発声~七十二候~春分 [七十二候]

春分の末候“雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)”である。

秋分末候で三月が終わりとなり、そうして春本番である。

毎度……たぶん七十二候をテーマとして書くようになって10年以上が経っているが、3月の頃に雷が鳴るのを聞くことは珍しくないはずだ。

春を告げる移動性高気圧が頻繁に西から東に抜ける間に、強い前線も抱き合わせで通過する、そのタイミングで春雷が鳴るわけで、それを聞きながら、春の到来を実感するわけである。

前線の位置が離れていて“遠雷”の如く遠くから聞こえてくると、その実感はさらに印象が強く、冬が去っていく足音と感じられなくもない。

明日は4月1日。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。