禱話§いわゆる“散骨墓地” [私事]
実家の町の寺に墓はあるが、そこに埋葬されるつもりはないと前々から考えていて、さてどうしたものか……そうしたら都営霊園が樹林型合葬埋葬施設……いわゆる“散骨墓地”の募集をしているのを見つけた。
初年度から応募したが、最初の年の倍率は10倍以上。2年連続して抽選に外れたが3年目、倍率が5倍程度に下がったところで当選した。手続きをし、使用料を納めて届いたのが下の書類。2015年冬のこと。
我々以降、墓守をしてくれる人間がいるわけではなく、放置してしまえば、無縁墓になることは確定している。いずれにしても墓の処理をする必要はあるが、我々夫婦の行き先は決まっているのだ。特段、仏教に帰依しているとかそういうこともないので、もちろん戒名も不要である。
別に墓参りしてほしいとか、そういうことは考えてなどいない。一度だけ、4年前にどのような墓地なのか見に行ってみた。我が家から電車を乗り継いで1時間20分ほど。遠くはないが、近いわけでもないという距離。
上の写真のような様子で、もとより佇まいに不満はない。これでまあ一安心なわけだが、自らが死んでしまった後まではわかりようがないではないか。人間……死んだら土に還るばかりである。
追記:こうして我々夫婦の死後は散骨してほしいと、不定期にでも意思表示しているのだ。
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初年度から応募したが、最初の年の倍率は10倍以上。2年連続して抽選に外れたが3年目、倍率が5倍程度に下がったところで当選した。手続きをし、使用料を納めて届いたのが下の書類。2015年冬のこと。
我々以降、墓守をしてくれる人間がいるわけではなく、放置してしまえば、無縁墓になることは確定している。いずれにしても墓の処理をする必要はあるが、我々夫婦の行き先は決まっているのだ。特段、仏教に帰依しているとかそういうこともないので、もちろん戒名も不要である。
別に墓参りしてほしいとか、そういうことは考えてなどいない。一度だけ、4年前にどのような墓地なのか見に行ってみた。我が家から電車を乗り継いで1時間20分ほど。遠くはないが、近いわけでもないという距離。
上の写真のような様子で、もとより佇まいに不満はない。これでまあ一安心なわけだが、自らが死んでしまった後まではわかりようがないではないか。人間……死んだら土に還るばかりである。
追記:こうして我々夫婦の死後は散骨してほしいと、不定期にでも意思表示しているのだ。
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