翠話§気持のいい若葉の季節 [日常]
辛夷から桜、そしてハナミズキへと……ハナミズキが散ってしまえば、我が家周りは木々の葉の緑の海となり、窓の外は眼に優しい色合いとなるのだ。
桜の開花が早かったことに始まって、新緑が出てくるスピードも例年以上のものがあったように感じる。気がつけば白緑の新緑から、瑞々しい若葉へと変わっていた。
コロナウイルスの“自宅隔離”が続いて外出度が極端に減ったことで、眼にする外の風景は自宅の窓からのものでしかないが、それでも我が家の勉強部屋から見えるのは、ほぼ一面が緑の世界なのだ。
この先、季節が進んで緑の質が変化していっても、秋になって葉の色が褪せて変わるまでの半年近くは、よき眼の保養となってくれる。この地に暮らし始めて四半世紀が過ぎようとしている。いささか都心からは離れているが、こうした抜群の環境には代えられない。
朝な夕な、季節の移ろいや、時々刻々と変化する光線の様をつぶさに眺めることができる家の存在は本当にありがたく、あまつさえ同居人に至っては、そんな環境をいいことに、家での滞在時間はいよいよ長くなっていくのだ。
《日常のトピックス一覧》
桜の開花が早かったことに始まって、新緑が出てくるスピードも例年以上のものがあったように感じる。気がつけば白緑の新緑から、瑞々しい若葉へと変わっていた。
コロナウイルスの“自宅隔離”が続いて外出度が極端に減ったことで、眼にする外の風景は自宅の窓からのものでしかないが、それでも我が家の勉強部屋から見えるのは、ほぼ一面が緑の世界なのだ。
この先、季節が進んで緑の質が変化していっても、秋になって葉の色が褪せて変わるまでの半年近くは、よき眼の保養となってくれる。この地に暮らし始めて四半世紀が過ぎようとしている。いささか都心からは離れているが、こうした抜群の環境には代えられない。
朝な夕な、季節の移ろいや、時々刻々と変化する光線の様をつぶさに眺めることができる家の存在は本当にありがたく、あまつさえ同居人に至っては、そんな環境をいいことに、家での滞在時間はいよいよ長くなっていくのだ。
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