顧話§今日の歴史~戦争で稼ぐ?~ [アメリカ]
1961年1月17日、アイゼンハワー大統領が軍産複合体について警告。
昨年末の天声人語で取り上げられていた話題で、そんなタイミングもあって書いてみようと思う。
1961年のこの日、第34代アメリカ合衆国大統領アイゼンハワーが退任演説を行ったが、その時“軍産複合体”の危うさについて警告を発していたのだ。
陸軍参謀総長を務めたほどガチガチの軍人だったアイゼンハワーは、だからこそだったのかどうか、戦争の残虐さを身をもって体験していた。それゆえ外交戦略が最優先、冷戦下の任期中にあっても、軍事費の増額を抑え込んだのだという。
そして、軍産が複合するならば、そこには当然ながら政治家が絡んでくることは言うを待たず、軍事費を増大させることで利権の温床ともなるだろう。
そうした要素があることをアイゼンハワーは危惧して警告をしたのだった。ちなみに、アイゼンハワーの在任中はベトナム情勢に対して静観する態度を取っていたが、積極的に介入を進めたのは、次代大統領のケネディである。
《歴史のトピックス一覧》
昨年末の天声人語で取り上げられていた話題で、そんなタイミングもあって書いてみようと思う。
1961年のこの日、第34代アメリカ合衆国大統領アイゼンハワーが退任演説を行ったが、その時“軍産複合体”の危うさについて警告を発していたのだ。
陸軍参謀総長を務めたほどガチガチの軍人だったアイゼンハワーは、だからこそだったのかどうか、戦争の残虐さを身をもって体験していた。それゆえ外交戦略が最優先、冷戦下の任期中にあっても、軍事費の増額を抑え込んだのだという。
そして、軍産が複合するならば、そこには当然ながら政治家が絡んでくることは言うを待たず、軍事費を増大させることで利権の温床ともなるだろう。
そうした要素があることをアイゼンハワーは危惧して警告をしたのだった。ちなみに、アイゼンハワーの在任中はベトナム情勢に対して静観する態度を取っていたが、積極的に介入を進めたのは、次代大統領のケネディである。
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