悼話§市川左團次さん(歌舞伎役者) [歌舞伎]
大柄な歌舞伎役者として『助六』の意休や『夏祭浪花鑑』の釣舟三婦、菅原伝授手習鑑『賀の祝』の白太夫といったあたりを持ち役にしていた。
テレビ番組で素顔で登場している様子を見ると、柄の大きさとは裏腹に繊細な表情を見せていて、なかなかに複雑な人柄と見受けた。襲名披露の口上に並んだ時は、必ず与太話を披露して客席を沸かせていたことも懐かしい思い出だったが、四月大歌舞伎『与話情浮名横櫛』で和泉屋多左衛門を務める予定が初日から休演となり、そのまま逝去したことは悔やまれる。享年八十二
合掌
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テレビ番組で素顔で登場している様子を見ると、柄の大きさとは裏腹に繊細な表情を見せていて、なかなかに複雑な人柄と見受けた。襲名披露の口上に並んだ時は、必ず与太話を披露して客席を沸かせていたことも懐かしい思い出だったが、四月大歌舞伎『与話情浮名横櫛』で和泉屋多左衛門を務める予定が初日から休演となり、そのまま逝去したことは悔やまれる。享年八十二
合掌
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