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涼話§立秋の候の尾瀬 [尾瀬]

尾瀬の山小屋でアルバイトしていたのは大学時代の4年間である。夏休みが始まる7月中旬から9月はじめあたりまで、およそ2か月を尾瀬ヶ原や尾瀬沼でせっせと山小屋仕事をしていた。

今は温暖化の影響があるからか、尾瀬ヶ原でも最高気温が30度に達することは珍しくもないらしいが、アルバイトしていた当時は25度より上がることはほとんどなく、天然エアコンで快適に過ごしていたのである。

そんな尾瀬だが、まるで計ったように秋がやって来る。しかもそれがぴたりと立秋の日のあたりにやって来るのだ。

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湿原を見れば、夏の花も徐々に姿を消していきつつあり、目にするのは白いウメバチソウであったり、ワレモコウが主役となっていく。お盆休みを過ぎると歩く人も少なくなり、山小屋の宿泊客も徐々に少なくなっていくから、9月はじめが短期アルバイト下山のタイミングなのだ。

当時、アルバイトの日給は2000円で、毎年50日くらいは働いていた。しかも三食賄い付きで、山の中ゆえ金の使い途などはない。おかげで尾瀬から東京に戻る時には給料を手つかずのまま丸々受け取って帰ることができた。

そうして親からの仕送りにプラスして、半年くらいはちょっとだけだが裕福な生活を送れたのだ。

そんな8月も本日終了なのである。

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