異話§綿柎開~七十二候~処暑 [七十二候]
処暑の初候“綿柎開(わたのはなしべひらく)”である。
処暑の候となった。
暑いことに変わりはないが、日の出時刻が遅くなり、日没時刻が早まってきて、何となく世間が落ち着いたと感じるのだけれど。
“夏疲れ”という言葉があるかどうかわからないが、暑さに慣れることもないし、いつまで続く猛暑ぞと思いつつ、うんざりしながら日々を過ごしている。
もちろん我々は、この暑さがまだ一か月以上続くことを知っているから、隠忍自重でうんざりを奥にしまい込んでいるわけだが。
学校の夏休みもあと一週間……まだあるまだあると思って遊び惚けているうち、時間はどんどん過ぎて、眼の前のやり残した宿題の山にげっそりして、やる気を出そうにも出せないでいることだろう。
《七十二候のトピックス一覧》
処暑の候となった。
暑いことに変わりはないが、日の出時刻が遅くなり、日没時刻が早まってきて、何となく世間が落ち着いたと感じるのだけれど。
“夏疲れ”という言葉があるかどうかわからないが、暑さに慣れることもないし、いつまで続く猛暑ぞと思いつつ、うんざりしながら日々を過ごしている。
もちろん我々は、この暑さがまだ一か月以上続くことを知っているから、隠忍自重でうんざりを奥にしまい込んでいるわけだが。
学校の夏休みもあと一週間……まだあるまだあると思って遊び惚けているうち、時間はどんどん過ぎて、眼の前のやり残した宿題の山にげっそりして、やる気を出そうにも出せないでいることだろう。
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