観話§歌舞伎座で座る席は [歌舞伎]
まだ経済的に少しばかり余裕のあった宮仕え時代、歌舞伎座で座る席は1階後ろか2階東の二人席、どちらも二等席だった。一等席ほど近くはないが、舞台全体を把握することができたし、花道も見通すことができた。
そんなちょっと幸せ贅沢な観劇が定年退職まで15年ほど続いた後、さすがに経済的余裕はなくなったので、3階席と決めてチケットを買うようになり、数年が経って既に定席ができている。
記憶だと3階席から花道はほとんど見えなかったと思うのだが、新装歌舞伎座は、3階席から七三まで見下ろすことができるので、格別の不満はない。もちろん。助六の出端は揚幕から七三の手前であれこれやるから、長いこと待ちぼうけを喰わされるのはしかたがないこと。
経済的な理由と、歌舞伎座通いのバランスをとった結果が、3階席なのだ。
《歌舞伎のトピックス一覧》
そんなちょっと幸せ贅沢な観劇が定年退職まで15年ほど続いた後、さすがに経済的余裕はなくなったので、3階席と決めてチケットを買うようになり、数年が経って既に定席ができている。
記憶だと3階席から花道はほとんど見えなかったと思うのだが、新装歌舞伎座は、3階席から七三まで見下ろすことができるので、格別の不満はない。もちろん。助六の出端は揚幕から七三の手前であれこれやるから、長いこと待ちぼうけを喰わされるのはしかたがないこと。
経済的な理由と、歌舞伎座通いのバランスをとった結果が、3階席なのだ。
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