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週話§日曜粛々~自動車教習所の教官~ [自動車]

二十代から三十代に変わる境い目のあたりで運転免許を取得した。結婚して住み始めた住居がいささか不便だったので、2年ほど経った頃、意を決して自動車教習所に通い始めた。

会社に向かう午前中に途中下車ししたところに教習所があり、仕事のない午前中を利用してせっせと通ったのである。

学科の途中からコースの実技教習が始まったのだが、教官が千差万別であることに驚いた。おおよそ3種類いて、厳しい人、懇切丁寧な人とある中に、あからさまに人を小馬鹿にした態度で接する教官がいた。ハンドルを握って数時間程度の人間に向かって、できないことをチクチクとあげつらうのだ。

できないことをできるよう方向付けするのが教官の仕事なのに「ほら失敗した」と嘲笑すらしたのだった。はっきり言って意味のない“いびり”でしかなく、当然ながらその教官が課程通過の認印など捺すはずもない。

そんな教官が二人もいただろうか。おかげで、規程30時間のところ、3時間オーバーすることになってしまった。

今時であれば、ドライブレコーダーを使って教習の様子をチェックすることは可能であろうが、当時の車の中は密室状態だったのである。というわけで何とか卒業検定をクリアしたところで配布されたのが、教習についてのアンケート。はい、もちろん!その二人についての苦情をがっちりと書いたのは言わずもがなである。

《ドライブのトピックス一覧》
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