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謔話§一日一句~外出から戻ったら~ [俳句]

季語は・・・小六月

宅配の 不在票あり 小六月

【去年の今日】酩話§N響定期Cチクルス~幻想交響曲~
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招話§十八世中村勘三郎十三回忌 [歌舞伎]

あっという間に勘三郎の十三回忌がやって来てしまった。生きていれば来年は古稀……間違いなく、その名跡を巨大な存在にしていたことだろう。

そして“たられば”は続く……生きていたら、還暦から古稀までの10年は、我々の期待に応えて“絶頂期の勘三郎”を見せてくれたのは間違いない。

そして、生きていれば来年は古稀。円熟のその先へと向かっていくはずだっのだ。

同世代、一歳年下の稀有な役者と、お互いが元気であれば、あと10年、彼は舞台からエネルギーを発散し、我らは客席からそのエネルギーを享ける……それがもう既に叶わない。

↓ウィキペディアより
Nakamura_Kanzaburo_XVIII.jpg

古稀を前にした勘三郎は、どんな役を務めているのだろう。それまでの持ち役をさらに深めているのは言うまでもないが、それに加えて、例えば還暦のタイミングで助六を演ると言っていた……結局それは夢と終って、勘三郎は旅立ってしまった。

何度も繰り返すが、天国に行ってしまうような年齢などではなかったのだ。次は何を見せてくれるだろうかと、常に我々をワクワクし続けてきたのに、それほど生き急ぐ必要があったのだろうか。

そして同じく、オーストリアに生まれたモーツァルトも、1791年の同じ日に正体不明の人間に依頼されたレクイエムを完成させることなく天に召されたのである。

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硝話§眼鏡の生活 [私事]

近視が進んだのは、宮仕えを始めた頃だったかと記憶しているが、それほどひどくはなかったので、眼鏡をかけなくても特に問題はなかったのだ。

結婚2年目、運転免許を取ることになって眼鏡を誂えることになった。免許の取得には0.7以上が条件だったが、その当時は0.1近かったのではないか。

そして無事に免許も取れ、眼鏡をかけての運転となった。合わせて、昼間の眼鏡とは別に、夜の運転用に度数高めを誂えて使うようになったのである。

そんな眼鏡生活だったが、50歳を過ぎた頃だったか記憶ははっきりしないが老眼というほど顕著ではないが、眼鏡をかけてほんの文字が見づらくなってきたことに気づいた。仕事の時などパソコンを見るのも裸眼で問題なく見えるようになってきた。

還暦になったタイミングだったか、それまで使っていた眼鏡の度数がきつくなったので、少し弱めのレンズに替えたが、特に支障はないし、やはり本やパソコンは裸眼で見るようになったのだ。

さすがに運転する時や観劇をするようなときに眼鏡を手離すことはできないが、生活全般に関しては眼鏡なしでも支障はなく、経年による視力の変化がこれほど顕著に表れるものかと感心しているのである。

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