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気話§嫉妬をするあなたは [日常]

時に少しばかり人を羨むことはないでもない。だがそこどまりで“嫉妬”というところまでエスカレートすることはない。

だが世の中には、嫉妬を隠すことなく前面に出してしまってはばかることのない人もいたりして、それは当人にとってもためになっていることなのだろうかと思うのだ。

自分が持っていない、あるいは為しえていないことをもって、他者を妬むことにどれほどの意味があるか。それはもうエネルギーの浪費にしか過ぎず、その様は美しいとは言えない。

刺激されてポジティブな思考を持てばいいのだが、そうなってくれないのは人間の性(さが)ということか?

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街話§神保巷塵[110]御役御免 [神保町]

[承前]

今期で会社OB会の世話人を退任することになった。10月の年度末で御役御免なのだが、こまごまとやることがあったりするので、年内は神保町通いを続けるのだ。

2016年に世話人としての仕事を始めたので、丸8年。主にパソコンを使って名簿管理や書類作成といった諸々の作業を任されていたが、さすがにきついと感じて、後を“若者”にお願いすることにした。

おおよそ自分の世代を境にパソコンを動かせる動かせないに分かれていて、だから自分より若い人間の多くはパソコンを苦にしない人が多く、お願いしやすいのである。

後を引き継いでもらうのに、できるだけ面倒がないようやり方をあまり複雑にしないよう心がけたつもりだが、たぶん間違いなくヘルプは飛んでくることだろう。

しみじみと“引き継ぎ”の大変さを改めて思い知っているところである。

これで、月に一度は出向いていた神保町への足が遠のいてしまうことになって、それはちょっとまずいぞと思っているので、できる限り心がけて、月一で神保町を歩いてみようかと考えている。幸いにして都営地下鉄は東京都のシルバーパスが使えるので、それを有効活用させてもらうことにするのだ。
                               [続く]

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謔話§一日一句~冬になれば毎年~ [俳句]

季語は・・・水涸る

水源は 谷戸の奥にて 水涸るる

【去年の今日】週話§土曜枯寂~近づく年末~
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暗話§闇バイトの強盗の闇 [日本]

SNSが悪事を助長している。そして捕まるのは実行役か指示役、リクルーターどまりで、彼らを操っている首謀者まで捜査の手は伸びていない。

闇バイトで強盗を働いて警察に捕まった人間たちは、一様に“借金が嵩んでとか、割のいいバイトを探していて”行き着いたのだと言う。そうして無警戒に個人情報を晒したことで自らの首を絞め、犯罪に加担する羽目になってしまうのだ。

秘匿性の高い通信アプリをダウンロードさせられる時点で、それが犯罪へと繋がることに気づこうよと思う。もちろん、アプリの配給元は、犯罪に繋がりやすい通信手段であることに手をこまねくことなく秘匿性を無効化することに力を注ぐべきではないか?

もちろん、そんな程度の対策で犯罪の芽が摘まれるなど毛頭考えていない。

社会がやるべきことは、一人でも犯罪に手を染める人間がいなくなるように積極的な情報発信を怠らないことだし、犯罪が起きてからの警察が発する情報が小出しでしかなく、初動が遅れることでさらに犯罪が繰り返されるような事態は避けてほしい。

日本全体で、地道な取り組みが必要なのである。

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過話§備忘録的な何か~2024年12月9日付~ [備忘録]

【以下長文】

12月2日……70歳にして初めての入院(二泊三日)をした。狭まった下肢動脈をカテーテル挿入して拡張するという“簡単な”手術だと思っていたのが大きな勘違い。まさか自分が、こんな総合病院のお世話になるなどとは夢にも思わず。

昼前、血液検査などを済ませて入院受付に。希望した部屋は4人部屋や大部屋だったのだが、指定されたのは二人部屋で「差額ベッド代が必要です」と言うので「はっ?確か病院の都合だと(厚労省ルールで)差額は不要では?」と確認を求めれば、そのとおり差額不要で二人部屋に収まることになった。後々、二人部屋のありがたさを知ることになる。

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初日は病室にいるだけで特に何かをするというわけでもなく、定期的に看護師が来て検温と血圧チェックをしていっただけ。

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気になっていた病院の食事は夕食からで、写真のように、肉団子、カボチャの煮物、モヤシのお浸しなど。かねてより不味いと評判の芳しくない病院食だが、個人的には申し分のないレベル。

ただ、白飯200gは少し多めで残した。

12月3日……手術当日がやって来た。手術は順番待ちで、いつ呼ばれるものか見当もつかず。ちなみに朝食と昼食は抜くことになってしまった。そして11時半過ぎ、順番が回ってきて、生理食塩水を点滴しながらオペ室に向かう。

かくして“俎板の鯉”状態で手術が始まった。まずは局所麻酔を注射され、おもむろに鼠径部からカテーテルの挿入を始めた。局所麻酔だからなのかどうか、下腹部を押される感覚はあるし、カテーテルの細い管が血管を進んでいく感触も感じられるが、あまり気持ちのいいものではない。

血管が細くなっている患部に差し掛かったが、血管がクランク状に曲がっているため思うようにカテーテルが進んでくれない。そんな様子が手術スタッフの会話から窺える。さらに寝ている首を右に倒すと、血管内を行き来するカテーテルの様子を映したモノクロのモニターが並んでいる。それをガン見するしかやることがないが、それはなかなかの見ものではあったのだ。

結局、難関箇所をクリアするために、足の甲から挟み撃ちにするべくカテーテル挿入を試みて、どうやら突破できたようだ。そして、甲子園球場のジェット風船のようなバルーンで血管を拡げ、そこにパイプ状の金属ネット“ステント”を差し込んで拡張部分を確保。3時間半近い手術は終了したのだった。

ベッドにのせられて病室まで移動。そこからが第二の試練である6時間の安静が待ち構えていた。鼠径部傷口の止血が終わるまで、仰向けのまま忍の一字なのであるが、これが辛かったのなんの。とにかく姿勢は変えられず、ひたすら6時間の経過を待つしかなかった。そして結局、晩飯も食べられず、丸一日を絶食で過ごしたのである。

安静から解放されたのは21時半に近く。まずしたのは、歩いてトイレに行ったこと。そして気がつけば、あっという間に爆睡へと誘われていったのだ。

12月4日……目覚めれば5時半を過ぎた頃、世間はまだ暗い。朝の食事までは、まだ2時間以上あるので、タブレットをいじったりして時間をつぶした。そしてようやく8時の朝食。実に38時間!ぶりに胃の腑へと沁みわたってくれた。

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朝ご飯の直後、主治医来訪。以下はその時の会話(ほぼ完全コピペ……

ワタシ「想像していたより2.5倍(当社比)辛かったっす」
主治医「想像していたより2.5倍(当院比)面倒だったす」

主治医との面談で、先々をどうするかの方針を簡単に確認。いずれにしてもまだまだ先は続く。それにしてもと今回の入院で痛感したのは、受け身の手術であっても、体力が必要だということだった。そして、二泊三日から退院したその日は完全虚脱状態の役立たず。これだったら自重して無理せず、もう一泊してからでもよかったのでは。

10時過ぎ、同居人来訪。あれこれ残務があり、病院を出られたのは11時過ぎだった。

12月5日……ガスストーブを納戸から取り出して今に設置した。窓の結露対策として就寝中にキッチンのシロッコファンも最弱で回し始めている。

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謔話§一日一句~千変万化~ [俳句]

季語は・・・冬の色

冬の色の 万華鏡めく 枯れ並木

【去年の今日】三話§国立劇場閉館の件
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週話§日曜流転~タワマンの危機感~ [地震]

“何かあったら・・・・・・”という危機感を持って過ごさなければならないというのも、なかなかに難儀なことではある。

危機なるもの、その最たるものが大地震との遭遇である。今年の元旦に発生した能登半島地震は道路が寸断、あちらこちらで集落が孤立してしまった。その復旧に長い時間がかかった。それは垂直方向の孤立であろう。

そんな孤立が都会でも起こり得ることに気がついているだろうか……水平ではなく、垂直孤立というものがあるではないか。

数十階建ての超高層タワーマンションは、エレベーターが頼りである。そのエレベーターが大きな地震で停電が発生、停止してしまったらどうなるか。機械的な部分が故障してしまったとしたら、業者が修理に来るまでどれほど待たなくてはならないか。

その間の行き来はどうなるというのだろう。10階あたりに住んでいる人であれば、頑張って上がったり下ったりするだろうが、30階あたりの住民はお手上げになってしまうのは間違いない。かくして“垂直孤立”が起きるのだ。

あまりにもタワマンが持て囃されてはいないだろうか。いつか“その時”が来たら……悠長に高みの見物を楽しんでいる場合ではなくなるのである……彼らはその危機感を持ち合わせているのか?

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謔話§一日一句~先の先へ~ [俳句]

季語は・・・冬空

冬空や 背伸びする子の 指の先

【去年の今日】苺話§ストロベリーファーム・・・・・・再掲
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行話§閉塞成冬~七十二候~大雪 [七十二候]

大雪の初候“閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)”である。

さて、いよいよ押し詰まってきた。年末のスケジュールも始まっている……大掃除、カーテンのクリーニング出し、キッチンのレンジフードと浴室のクリーニング依頼をどうするか。

自分たちでやるものと業者にお願いするものと、それが長いこと年末の時期に恒例となっている。そうした諸々をクリアしつつ、お楽しみも忘れない。

正月のおせち料理も宅配野菜の取り寄せでお願いしているし、それから年末からちょこちょこ酒肴にいただくおいしいものも注文を忘れないようにしなければである。

子どもの頃ほどではないが“ちょっとだけ祝祭感”をもたらしてくれるのが今時の雰囲気ではないだろうか。

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週話§土曜流転~グルメとか・・・・・・~ [B級グルメ]

味音痴に近い。そして偏食については以前にも書いている。

もちろん、どんでもなく不味いものは論外として弾きだしてしまうが、多少
みたいなレベルだったら文句も言わずに食べてしまう。だから、他の人が首
を傾げるような料理であっても、さしたる疑問も抱かずなのだ。

ゆえにいわゆるB級グルメのようなジャンクフードの類でも、普通に日常に
口にしている。まあ“許容幅が広い”ということだろうかと手前味噌してお
くが、もう少しだけ“グルメ度”が高ければよかったのにとは思っている。

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謔話§一日一句~夕焼小焼のメロディー~ [俳句]

季語は・・・冬夕焼(ゆやけ)

冬夕焼 四時のチャイムや 富士孤高

【去年の今日】幻話§二階建ての家は
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街話§神保巷塵[109]利根そばの想ひ出 [神保町]

[承前]

神保町で一番のインディーズ立ち食い蕎麦の雄“利根そば”が惜しくも店を閉じたのは2012年秋のことだった。

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およそ20年は世話になっただろうか。通い始めた頃の利根そばは、たいしてうまくもない、そんじょそこらにある蕎麦を出していた。だがいつの頃だったか記憶にないが、突然“うまいんでね?”店に生まれ変わっていたのだ。

あくまでも立ち食い蕎麦屋のレベルとしてはという意味だが、そのおかげで昼飯の楽しみがマシマシになったのである。

まず、麵の味が向上し、蕎麦つゆも格段にうまくなった。そして上にのせる天麩羅がよろしい。お気に入りは輪切りにした玉葱のかき揚げ。クリスピーで、蕎麦つゆに浸すといい味となり、普通は揚げ置きだが、タイミングが合えば揚げ立てをのせてくれて、それが一段とうまいのだ。

鰻の寝床のような店には客が引きも切らず、思い思いのトッピングを注文しては、あっという間に食べて店を後にする……そんな貴重な店が閉店したのは何とも残念なことで、今の神保町には小諸そばのようなチェーン系の立ち蕎麦屋が数軒あるのみ。もう、インディーズの入る余地はないのだろうか。
                               [続く]

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資話§運転免許四十年 [自動車]

気がついたら、先々月の22日が運転免許を取得してちょうど40年であった。

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結婚して住んだマンションは交通の便がよくなく、食料を調達するスーパーマーケットまで徒歩10分……当時は共稼ぎをしていて、特に同居人が難儀している様子に意を決し、重い腰を上げて、30歳での免許取得となったのだ。

会社は昼過ぎに出ていけばよかったので、午前中を教習所通いにあて、せっせと教習を受けた。コース教習と路上教習で少しずつつまずきはしたが、それでも規定の30時間+3時間オーバーで無事にクリア。3か月ほどで無事に運転免許を手にしたのである。

成人した頃、少しくらいだが自動車に興味は持っていた。けれど運転免許を取って自分が運転するとか、ほとんど考えたことなどなかった。

そうして運転免許を手にしたわけだが、この40年の間に乗った車は4台……今乗っているのは、還暦のタイミングで買った真っ赤な外装の5ナンバー。2台目、3台目は3ナンバーだったが、自分には相応ではなかったと感じている。

そして、いい経験をしたと思うことは、20年近くの海外旅行でレンタカーで走り回ったことだ。これはもう望外なことで、運転免許を取ったこと以上に海外で左ハンドル&右側通行の環境で運転するとは思わなかった。

それもこれも“あの時”免許を取ろうと決心したことが為したことである。

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謔話§一日一句~外出から戻ったら~ [俳句]

季語は・・・小六月

宅配の 不在票あり 小六月

【去年の今日】酩話§N響定期Cチクルス~幻想交響曲~
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招話§十八世中村勘三郎十三回忌 [歌舞伎]

あっという間に勘三郎の十三回忌がやって来てしまった。生きていれば来年は古稀……間違いなく、その名跡を巨大な存在にしていたことだろう。

そして“たられば”は続く……生きていたら、還暦から古稀までの10年は、我々の期待に応えて“絶頂期の勘三郎”を見せてくれたのは間違いない。

そして、生きていれば来年は古稀。円熟のその先へと向かっていくはずだっのだ。

同世代、一歳年下の稀有な役者と、お互いが元気であれば、あと10年、彼は舞台からエネルギーを発散し、我らは客席からそのエネルギーを享ける……それがもう既に叶わない。

↓ウィキペディアより
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古稀を前にした勘三郎は、どんな役を務めているのだろう。それまでの持ち役をさらに深めているのは言うまでもないが、それに加えて、例えば還暦のタイミングで助六を演ると言っていた……結局それは夢と終って、勘三郎は旅立ってしまった。

何度も繰り返すが、天国に行ってしまうような年齢などではなかったのだ。次は何を見せてくれるだろうかと、常に我々をワクワクし続けてきたのに、それほど生き急ぐ必要があったのだろうか。

そして同じく、オーストリアに生まれたモーツァルトも、1791年の同じ日に正体不明の人間に依頼されたレクイエムを完成させることなく天に召されたのである。

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硝話§眼鏡の生活 [私事]

近視が進んだのは、宮仕えを始めた頃だったかと記憶しているが、それほどひどくはなかったので、眼鏡をかけなくても特に問題はなかったのだ。

結婚2年目、運転免許を取ることになって眼鏡を誂えることになった。免許の取得には0.7以上が条件だったが、その当時は0.1近かったのではないか。

そして無事に免許も取れ、眼鏡をかけての運転となった。合わせて、昼間の眼鏡とは別に、夜の運転用に度数高めを誂えて使うようになったのである。

そんな眼鏡生活だったが、50歳を過ぎた頃だったか記憶ははっきりしないが老眼というほど顕著ではないが、眼鏡をかけてほんの文字が見づらくなってきたことに気づいた。仕事の時などパソコンを見るのも裸眼で問題なく見えるようになってきた。

還暦になったタイミングだったか、それまで使っていた眼鏡の度数がきつくなったので、少し弱めのレンズに替えたが、特に支障はないし、やはり本やパソコンは裸眼で見るようになったのだ。

さすがに運転する時や観劇をするようなときに眼鏡を手離すことはできないが、生活全般に関しては眼鏡なしでも支障はなく、経年による視力の変化がこれほど顕著に表れるものかと感心しているのである。

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謔話§一日一句~大鍋たっぷり~ [俳句]

季語は・・・ちゃんこ鍋

朝稽古 済んでちゃんこは ソップ炊き

【去年の今日】通話§日々大量のメイルが・・・・・・
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連話§ワタシの酒肴[191]湯豆腐・・・・・・ね [酒肴]

[承前]

……豆腐肴が連続してしまった。

湯豆腐は一年中食べている。暑い時でも、湯豆腐と冷奴を食べ分けて飽きない。だが、湯豆腐の季節はやっぱり冬だろう。

鰹節とおろし生姜に醤油をかければ簡単においしくいただける。嘘偽りなく湯豆腐さえあれば日本酒がうまい!湯豆腐ほど日本酒に合う肴はないのだ。

明治維新を官軍勝利に導いた立役者である大村益次郎(村田蔵六)は日本酒に豆腐を合わせるのを好んでいて、眼の前で湯豆腐を温めながら酒を呑んでいた……そうしていた最中に暗殺者に襲われたのである。

そんな話を司馬遼太郎の『花神』で読んで以来、ことさらに湯豆腐と日本酒の組み合わせを意識するようになったとは、以前も書いたことだが、益次郎は酒一合に豆腐一丁だったそうだが、さすがに丸々一丁は持て余す。せいぜい半丁くらいで十分に酒が呑めるのだ。
                               [続く]

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築話§海外旅行・・・・・・終了 [海外旅行]

今さら書くのも何だが、我が海外旅行は終了している。最後の海外旅行は、2019年6月のベルリンからアルプス端っこのいつもの滞在なのだった。

もちろん2020年も予定していたが、言うまでもなく年初に発生したコロナ禍のおかげで棚上げとなり、その後行く予定が立たないまま。

個人的に悔いが残ったと思っているのは、自分自身で“これが最後”と決めての旅行ができなかったことで、唐突な外部の力によって行けなくなったことが不本意なのである。

もちろん、年齢も重ねて片道12時間のフライトもきつくなっていたし、さらにロシアのウクライナ侵略でシベリア空路を飛べず、さらに2時間も余計に飛行時間がかかるようでは、もはやアウトであろう。

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もう一つ残念なことは、自分たちが培ってきた海外旅行のノウハウが消えてなくなってしまうことで、それは30年もの間に、自分たちの頭で考え、他の誰もできないような数多くの経験を積み重ねてきたものだから。

それら一つ一つは、他人からしたらそれほど惹かれるようなことはないかもしれないが、自分にしてみれば何がなしの達成感、やったぜ!感のようなものが思い出として残っていて、多くの貴重な経験は、自分にとって一生思い出す楽しい出来事だったのだ。

追記:先々、自分たちの旅を回顧することがあるかもしれない。

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謔話§一日一句~北風強く~ [俳句]

季語は・・・朽葉

雑木林 朽葉は風に 粉微塵

【去年の今日】週話§日曜枯寂~徹夜する~
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顧話§今日の歴史~華岡青洲の妻~ [歴史]

1805年12月3日、華岡青洲が世界初の麻酔手術に成功。

1805年といえば、アメリカは独立して30年足らず、ヨーロッパではナポレオンが幅を利かせ、それを見たベートーヴェンは英雄交響曲を作曲したものの皇帝に即位したナポレオンに激怒して献辞をやめたと……そんな頃である。

つまり、欧米にはまだ麻酔の技術がなかったということになる。もちろん、あちらこちらで研究は行われていたはずだが、最初に成功したのは日本の紀州(和歌山県)の華岡青洲だったのだ。

こうして麻酔が医術に使われるようになったことで外科手術が進歩し、多くの命が救われることになのは言うまでもなく、麻酔開発の大きな道筋を切り拓いたのが紀州の華岡青洲であったことは誇っていいことだろう。

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霜話§2024年11月の天気模様を振り返る [天気]

2024年11月の東京の天気がどうであったのか、振り返っておこうと思う。

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このリンクの日付をクリックすることで、各々の日のアメダスが確認でき、より詳細な気象状況をチェックできる。

暖かい小春日和の日と、ようやく冬めいた日とが混在していた11月だった。11月だというのに東京でも夏日近い気温を記録したり、名古屋で統計開始以来最も遅い夏日を記録。その他、宮崎などでも夏日を記録したのだ。

かくも気温差が極端なのは、温暖化の影響であることは間違いないのだが、高齢者にはそうした状況に順応できなくなりつつあるような気がする。

今年も残すところ3週間余りとなり、東京は冬の青空が広がる日々が続く。

《天気のトピックス一覧》
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謔話§一日一句~ありがたく頂戴~ [俳句]

季語は・・・湯豆腐

湯豆腐は 京都土産や 嵯峨森嘉

【去年の今日】週話§土曜枯寂~とらほー!~
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行話§橘始黄~七十二候~小雪 [七十二候]

小雪の末候“橘始黄(たちばなはじめてきばむ)”である。

子どもの頃は、柑橘類……みかんが大好物だった。というかまあ、実家での冬のおやつといえばそれしか出てこなかったのだ。

箱買いをしていたから、気が向いたら箱から取り出し、炬燵に戻って皮を剥き、口に放り込むことを繰り返していたのだ。炬燵みかんそのものである。

結構夢中になって食べていたから、気がついたら3個4個5個と食べ進んでいた。

みかんの類を食べなくなったのは、実家から出て一人暮らしを始めた以降のことで、ぷっつり果物の類を食べなくなってしまった。決してほめられない食生活が長く続いたのである。

今は同居人のおかげで、果物の類を少しでも食べるようになったが、近くのスーパーマーケットの果物はうまいものを仕入れてくれず、しょっちゅうではないが、うまそうな店のやつを買ってはあれこれ楽しんでいるのだ。

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師話§2024年12月の予定あれこれ [日常]

月初めにつき、東京の一か月間の日の出&日没時刻を。

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12月1日の日の出は6時31分で日没は14時31分、月末の日の出は6時49分で日没は16時41分。毎年のことだが、冬至前には日没時刻は遅くなってくれるが、日の出は年が改まらないと早いほうに転じてはくれない。大晦日の頃に日没が遅くなってきたと実感するのだ。

さて、ジャパンラグビーリーグワンのシーズンがスタートする。今年も推しチームを中心に10試合くらい観戦できれば楽しいのだが。

年末の歌舞伎だが、12月は三部制となった。一部と三部はパスして、二部の『加賀鳶』だけ観に行く。

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クラシックはオーケストラの演奏会を2つ聴く予定。いよいよ押し詰まる。

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謔話§一日一句~元禄忠臣蔵~ [俳句]

季語は・・・顔見世

仁左衛門は 京顔見世や 内蔵助

【去年の今日】師話§2023年12月の予定あれこれ
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告話§ビッグイシュー492号発売中! [ビッグイシュー]

ビッグイシュー492号は12月1日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部500円。250円が販売員の収入に。齊藤工が表紙。

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特集 「PFAS」フリーの社会へ

日本でもその危険性がようやく知られ始めた「PFAS(ピーファス)(有機フッ素化合物)」。「水を弾く」「油がにじまない」などの特徴を持つPFASは、フライパンのフッ素加工などさまざまな製品に使用され、製品に止(とど)まらず飲み水(水道)も汚染し、人体に蓄積されて私たちの健康を脅かします。

いま、沖縄、東京・横田の米軍基地や大阪・摂津市のダイキン工場周辺などの汚染をはじめ、青森、山梨、神奈川、千葉、静岡、長野、岐阜、愛知、三重、京都、兵庫、岡山、広島、山口、大分などの水源から高濃度のPFASが検出。汚染の全貌はまだ見えていません。

そんな中、欧米では「PFASフリー社会」に向けた動きも活発化しています。

汚染の調査を続ける原田浩二さん(京都大学大学院医学研究科准教授)、岐阜で市民活動を展開する小川麻実さん(「環境・未来・各務原 PFAS汚染と市政を明らかにする会」代表)、廃棄処分と未規制PFASの問題について調査する高橋雅恵さん(「多摩地域のPFAS汚染から命と健康を守る連絡会」世話人)に話を聞きました。

表紙&スペシャルインタビュー 齊藤工×竹林亮

リレーインタビュー  中田クルミ(俳優&モデル)

[国際記事]
米国 苦しみを分かち合い、その先にある希望を描きたい

[国内記事]
アートで伝える絶滅危惧種「サイ」の保護

[連載記事]
原発ウォッチ 見通せない2051年の廃炉

浜矩子の新ストリート・エコノミクス
                 迫り来る邪悪な何かにどう対処するか

雨宮処凛の活動日誌 「雨宮処凛のせんべろ酒場」始まりました!

ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理
             お調子者な面を改善したいです☆スパイス卵☆

スマホと1万円の材料でつくるバックパックラジオ 瀬戸義章

販売者に会いにゆく 『アプロポ』ヴァレリカとルミニッツァ
                              [その他]

《ビッグイシューのトピックス一覧》
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週話§日曜流転~今年も残すところ一か月~ [日常]

12月である。あっという間に年末がやって来た。一か月経てば巳の年2025年の正月ではないか。

そしてまた一つ歳を取る。さらに再来年は再び十二支が戻ってきて、どんどん八十路が近づいてくるのだ……もはや、とっくに抗うようなことはやめていて“あるがまま”に時が流れるのを静かに傍観しているのである。

年明けて、日の出の時刻が少しずつ早くなり、再び桜の季節を迎え、樹々に緑が戻り、その先に猛暑が待つ、あと何度この営みを繰り返すことだろう。

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