行話§楓蔦黄~七十二候~霜降 [七十二候]
霜降の末候“楓蔦黄(もみじつたきばむ)”である。
晩秋となった。木々の葉は色づき、そして落葉し……地球温暖化で少しばかり短くなったと感じる秋の風景が広がった。
10月に入っても30度超え、あるいは30度をうかがう、夏としか思えないような日が続いたりして、いっそのこと10月まで“夏認定”しましょうかとすら思ってしまう。
とはいえ、朝の外気温は20度を下回るようになって、もう一枚上に羽織って早起きとなる。
《七十二候のトピックス一覧》
晩秋となった。木々の葉は色づき、そして落葉し……地球温暖化で少しばかり短くなったと感じる秋の風景が広がった。
10月に入っても30度超え、あるいは30度をうかがう、夏としか思えないような日が続いたりして、いっそのこと10月まで“夏認定”しましょうかとすら思ってしまう。
とはいえ、朝の外気温は20度を下回るようになって、もう一枚上に羽織って早起きとなる。
《七十二候のトピックス一覧》
週話§土曜流転~小屋閉めの頃~ [尾瀬]
最近の尾瀬の山小屋は10月中旬の終わり頃に小屋閉めをするようになっているが、大学時代にアルバイトしていた時は、文化の日を目安に小屋閉めしていた。
一度だけ、小屋閉めの手伝いに入ったことがある。10月の終わりから4日ほどで、山小屋に着いた時には既に窓の冬囲いは済んでいて、もっぱら小屋内部の片づけが主で、なるほど4月のゴールデンウィーク前まで深い雪に閉ざされる準備はこうするのかと思ったのだ。
最終日の夜は小屋主以下、手伝った人たちとお疲れ大宴会が行われ、翌朝は群馬県側の戸倉に下りる我々と檜枝岐に戻る小屋主とが別れ別れに、尾瀬ヶ原を歩いていく……半年のシーズンの終わりである。
冬枯れの尾瀬ヶ原を横断し、山ノ鼻から鳩待峠まで戻っても戸倉へのバスはなく、戸倉までの3時間ほどを淡々と歩いて下るのだった。
《尾瀬のトピックス一覧》
一度だけ、小屋閉めの手伝いに入ったことがある。10月の終わりから4日ほどで、山小屋に着いた時には既に窓の冬囲いは済んでいて、もっぱら小屋内部の片づけが主で、なるほど4月のゴールデンウィーク前まで深い雪に閉ざされる準備はこうするのかと思ったのだ。
最終日の夜は小屋主以下、手伝った人たちとお疲れ大宴会が行われ、翌朝は群馬県側の戸倉に下りる我々と檜枝岐に戻る小屋主とが別れ別れに、尾瀬ヶ原を歩いていく……半年のシーズンの終わりである。
冬枯れの尾瀬ヶ原を横断し、山ノ鼻から鳩待峠まで戻っても戸倉へのバスはなく、戸倉までの3時間ほどを淡々と歩いて下るのだった。
《尾瀬のトピックス一覧》