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謔話§一日一句~古稀となって~ [俳句]

季語は・・・暮の秋

我は今 老いの盛りや 暮の秋

【去年の今日】狡話§スパムメイル巧妙化
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行話§霜始降~七十二候~霜降 [七十二候]

霜降の初候“霜始降(しもはじめてふる)”である。

我が家付近の日没が16時台に入ってきた。来月下旬には最も早い日没時刻となってしまう。

定年退職してこのかた、自宅の窓からあっという間に世間が暗くなっていく様子をつぶさに見ている日々なのだ。

そして、日没はともかくも、日の出が遅くなって朝がなかなか明るくなってくれずで、早起きの身としてはもどかしい思いで世間が明るくなってくれるのを、ブログのエントリーをまとめているパソコンの前から眺めている。

日没時刻は年末には少しずつ遅くなってくれるけれど、日の出の時刻は新年の月半ばを過ぎないと早まらない。そして、今度は早まっていく様子を楽しみに表を眺めるのだ。

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試話§初めての店に入る時 [居酒屋]

自分的には通い慣れた店に入るほうが気楽で、宮仕え時代もなかなか新しい店の開拓に腰が重かった。

そりゃあ誰でも、初めての店に踏み込む時は、一呼吸置いたりするだろう。中には、そんな様子など微塵も見せることなく軽々と敷居をまたいでいく人もいるだろうが、自分などは初めての店に入るのに、入口の前で逡巡を繰り返すほうである。

それは、店の人にとって初めての客は異邦人でしかなく、そして自分にしても、見たことのない店内やちらっと一瞥する店主と常連客……緊張する一瞬なのだ。

だから“そこ”をクリアするのがプレッシャーで新しい店に入るのを躊躇うのである。そうして、入ったら入ったで、自分が気に入るか、再訪はあるかとか考えつつ御品書を手にして注文する料理を考える。

さて、拍子抜けか、期待どおりか、期待以上か……そうして入った店の多くは、おおよそ自分の眼鏡にかなってくれて、訪問回数を重ねるうちに、店の空気にも馴染んで、3回も通えば店主から顔も覚えられ、ようやく自分の居場所として快適と感じるまでに半年はかかるだろうか。

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