行話§蟋蟀在戸~七十二候~寒露 [七十二候]
寒露の末候“蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)”である。
さすがに真夏の暑さに続く残暑も穏やかになってきたようだが、9月には賑やかに合唱していたコオロギたちも、元気がなくなって少しばかり寂しい鳴き方をするようになった。
5年前、ラグビーワールドカップ日本大会が真っ盛りで、19日と20日には、決勝トーナメントの準々決勝4試合が行われ、我々は東京スタジアムで行われたニュージーランド対アイルランド、日本対南アフリカの2試合を観ている。
そして記憶にあるのは、まだまだ寒いなどとはいえず、両日ともジャパンの半袖ユニを着て応援しても、何の問題もなく元気だったのだ……あの年は、翌年のコロナ禍を前にして自分的には“いい年”と呼んでもよかった、そんな年だったのだ。
《七十二候のトピックス一覧》
さすがに真夏の暑さに続く残暑も穏やかになってきたようだが、9月には賑やかに合唱していたコオロギたちも、元気がなくなって少しばかり寂しい鳴き方をするようになった。
5年前、ラグビーワールドカップ日本大会が真っ盛りで、19日と20日には、決勝トーナメントの準々決勝4試合が行われ、我々は東京スタジアムで行われたニュージーランド対アイルランド、日本対南アフリカの2試合を観ている。
そして記憶にあるのは、まだまだ寒いなどとはいえず、両日ともジャパンの半袖ユニを着て応援しても、何の問題もなく元気だったのだ……あの年は、翌年のコロナ禍を前にして自分的には“いい年”と呼んでもよかった、そんな年だったのだ。
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兎話§信号へ走っていた [老化]
いやもう……走れなくなった。
例えば、駅のホームへの階段を駆け上がって駆け込み乗車をするなど、いつの話だよ?というくらいで、もちろん遅れたくない用事の時は、とにかく時間に余裕を持って出かけるようにしている。
そしてさらに、信号が点滅していても慌てることをしなくなった。点滅が始まった時に、横断歩道まで5mくらいだったら、小走りに渡ることもあるだろうが、あまり先の道幅が広かったりしたら無理をすることはなくなった。
そういえば、階段の2段飛ばしは上り下りともしなくなっていて、とりわけ飛ばし下りなど、もはやそんな危ないことなどできるはずもないのである。
まずもって、50mを全力で走るなど……そんなことをしたら息が切れるどころか、へたり込んで動けなくなってしまうし、そもそも50mですら全力疾走した最後がいつだったのか、とんと記憶の外にあって、もう長いこと地べたと佳きお友達であることなのだ。
《私事のトピックス一覧》
例えば、駅のホームへの階段を駆け上がって駆け込み乗車をするなど、いつの話だよ?というくらいで、もちろん遅れたくない用事の時は、とにかく時間に余裕を持って出かけるようにしている。
そしてさらに、信号が点滅していても慌てることをしなくなった。点滅が始まった時に、横断歩道まで5mくらいだったら、小走りに渡ることもあるだろうが、あまり先の道幅が広かったりしたら無理をすることはなくなった。
そういえば、階段の2段飛ばしは上り下りともしなくなっていて、とりわけ飛ばし下りなど、もはやそんな危ないことなどできるはずもないのである。
まずもって、50mを全力で走るなど……そんなことをしたら息が切れるどころか、へたり込んで動けなくなってしまうし、そもそも50mですら全力疾走した最後がいつだったのか、とんと記憶の外にあって、もう長いこと地べたと佳きお友達であることなのだ。
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