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謔話§一日一句~満月を映して~ [俳句]

季語は・・・水澄む

姿見の 如く水澄む 月の夜

【去年の今日】週話§日曜枯寂~バイロイトの日々[下]~
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連話§ワタシの酒肴[188]里芋の煮っころがし [酒肴]

[承前]

毎日であるとか、たくさんというわけではないが、里芋の煮っころがしは好きだ、5個か6個もあれば日本酒の佳き肴として舌を喜ばせてくれる。

醤油、砂糖、酒などで甘く色よく炊いた里芋はねっとりとした感触が日本酒を進ませてくれるのは何とも不思議なことで、子どもの頃にはこんなもののどこがうまいのかと思っていたが、長じてみればこうした味がわかるようになるという不思議。

こういうのが“大人の味”ということなのだろう。
                               [続く]

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銭話§バイト代は一日2千円 [尾瀬]

大学1年から4年までの夏休みすべて+αを尾瀬の山小屋のアルバイトで過ごしていた。主な仕事は客室の掃除、寝具の整理とあらゆる雑事であった。

忙しいのは午前中に集中している。宿泊客のチェックアウトは8時。朝食を済ませたタイミングで客室の掃除を始め、掃除などでまとめたゴミを共同の焼却施設まで持って行く。

14時頃からお客さんが少しずつ到着するので、客室への案内諸々を行うが、週末以外はのんびりしたものである。

そんなこんなで夏休みの2か月近く、50日ほどをアルバイトして過ごした。そのアルバイト代は4年間変わらず一日2000円だった。それに交通費が少し出たが、何よりも三食+十時と三時のお茶という賄いが付いたから、実質は3000円近くだったかもしれない。

だからつまり……金を使うことがまったくなかったのだ。アルバイトが終わる前日に、50日のバイト代をまとめて支払ってくれた。懐に入ってきたのはおよそ10万円という大枚……貧乏大学生にとってこれは半端な額ではない。

その他に、3年と4年の2年間10か月ほどを、大学近くのデパート上階の小洒落たフランス風カフェでギャルソンのアルバイトをしていたが、ここの時給が最初380円、すぐに400円に上がったというありがたやだった。デパートの開店から閉店(当時は10時から18時)までフルに働くので一日3200円、週に3日くらい出ていたから月12日くらい……月4万近くの手取りがあった。

3年と4年の頃は、それまでの2年間にしっかり単位を稼ぎまくっていたので、大学に行くのも週3日程度で済んでいて、空いた時間はせっせとバイトしていたことを懐かしく思い出すのだ。

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