行話§草露白~七十二候~白露 [七十二候]
白露の初候“草露白(くさのつゆしろし)”である。
秋らしくは……ないですなあ。せいぜい秋かなと感じるのは、夕暮れになる早さで、おっとと思っていたら日没時刻が18時台に入っていた。これはもう寂しい季節に入ったということだ。
宮仕えをしていた37年半というもの、99%はデスクワークで、外仕事などはまったくなく、だから特に日没時刻……日没の早さ遅さなど気にかけることなどないままに過ごしてきた。
だから、定年退職して家にいるようになると、日の出やら日没の早い遅いが気になってしまう。そうして冬になって日没が16時台に入ろうものなら、我が身に引き比べて“黄昏”感をいやでも強烈に感じてしまう。
人生の時間と、延々と流れ続ける世界の時間と……うーん。
《七十二候のトピックス一覧》
秋らしくは……ないですなあ。せいぜい秋かなと感じるのは、夕暮れになる早さで、おっとと思っていたら日没時刻が18時台に入っていた。これはもう寂しい季節に入ったということだ。
宮仕えをしていた37年半というもの、99%はデスクワークで、外仕事などはまったくなく、だから特に日没時刻……日没の早さ遅さなど気にかけることなどないままに過ごしてきた。
だから、定年退職して家にいるようになると、日の出やら日没の早い遅いが気になってしまう。そうして冬になって日没が16時台に入ろうものなら、我が身に引き比べて“黄昏”感をいやでも強烈に感じてしまう。
人生の時間と、延々と流れ続ける世界の時間と……うーん。
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週話§土曜流転~古稀秒読み~ [私事]
再来週半ばには古稀を迎える……七十歳である。
七十歳とは?とない頭を絞ってあれやこれやと考えてみた。きちんと確かめたことはないが、ここ何年かというもの、間違いなく四十代以下の人間などと会話したこともなければ知り合いなどもいないはずだ。
もっとも、それほど交友範囲が広いわけでもないから、自分より年長の知り合いの数などもたかが知れているし、この先に減りはすれども増えることなどあり得ない。
そうしたところからも。自分の老いを如実に感じることになる。そして10年後は八十歳の傘寿……はてさて、生きていられるだろうか。というよりも、個人的には七十歳を過ぎたら、それはもう“オマケ”の人生だと考えることにしている。
《日常のトピックス一覧》
七十歳とは?とない頭を絞ってあれやこれやと考えてみた。きちんと確かめたことはないが、ここ何年かというもの、間違いなく四十代以下の人間などと会話したこともなければ知り合いなどもいないはずだ。
もっとも、それほど交友範囲が広いわけでもないから、自分より年長の知り合いの数などもたかが知れているし、この先に減りはすれども増えることなどあり得ない。
そうしたところからも。自分の老いを如実に感じることになる。そして10年後は八十歳の傘寿……はてさて、生きていられるだろうか。というよりも、個人的には七十歳を過ぎたら、それはもう“オマケ”の人生だと考えることにしている。
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