行話§禾乃登~七十二候~処暑 [七十二候]
処暑の末候“禾乃登(こくものすなわちみのる)”である。
実りの秋、収穫の秋は間もなくである。
このところの夏の暑さで、農作物に少なからぬ影響があるのではないかと想像しているのだが、それはニュースで時折だが“何々が不作で品不足だ”と報じられたりして、そんな事態だと知るのだ。
とんかつ屋の食材の中で一番価格変動が大きいのは何かという問いがあってそれはキャベツなのだと聞いた。季節や気象状況によって出来不出来が激しいということなのだろう。
ところが、昨今の暑さで豚肉の生育も大きな影響が出てしまって、物にもよるが、牛肉よりも高い豚肉が登場してきてると聞いて、何たることか!と驚かされた。
そしてワインである。ワインのための葡萄の北限は北緯50度付近だったのだが、1990年代頃からイギリスでもワインの葡萄栽培が活発化されてきたということである。
まだまだ気象変化による不安定さはあるようだが、こうして地球温暖化の影響はあちらこちらに形となって出現しているのだ。
《七十二候のトピックス一覧》
実りの秋、収穫の秋は間もなくである。
このところの夏の暑さで、農作物に少なからぬ影響があるのではないかと想像しているのだが、それはニュースで時折だが“何々が不作で品不足だ”と報じられたりして、そんな事態だと知るのだ。
とんかつ屋の食材の中で一番価格変動が大きいのは何かという問いがあってそれはキャベツなのだと聞いた。季節や気象状況によって出来不出来が激しいということなのだろう。
ところが、昨今の暑さで豚肉の生育も大きな影響が出てしまって、物にもよるが、牛肉よりも高い豚肉が登場してきてると聞いて、何たることか!と驚かされた。
そしてワインである。ワインのための葡萄の北限は北緯50度付近だったのだが、1990年代頃からイギリスでもワインの葡萄栽培が活発化されてきたということである。
まだまだ気象変化による不安定さはあるようだが、こうして地球温暖化の影響はあちらこちらに形となって出現しているのだ。
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葉話§2024年8月の天気模様を振り返る [天気]
2024年8月の東京の天気がどうであったのか、振り返っておこうと思う。
このリンクの日付をクリックすることで、各々の日のアメダスが確認でき、より詳細な気象状況をチェックできる。
月の終わりは、台風10号“サンサン”に振り回された日本列島だった。勢力が強いうえに鈍足で、しかも迷走というトンデモ台風の三冠王は西日本、特に九州を翻弄し、あろうことか“遠隔豪雨”なるものが出現して、関東地方や静岡に大雨をもたらしたのだ。
八王子あたりでも平年8月の2倍以上の雨が一日で降ったり、各地で下水がオーバーフローして、道路が冠水したばかりでなく、床下&床上浸水が頻発した。こんな雨の降り方は、人生70年の中でもほとんど記憶にない。
そして猛暑である。東京アメダスの気温を見ると、真夏日&猛暑日でなかったのは2日だけ、その2日も25度超えの夏日だったのである。無用な外出をすることはせず、遠出も歌舞伎座に出かけたくらいで、あとは日常の買い物に出る程度だったが、ひとたび表に出ると、半端なく殺人的な暑さに、そそくさと買い物を済ませて帰宅。エアコンの恩恵にあずかる日々だった。
高齢者ならずとも、この暑さはまったく救いようがなかった……そんな8月模様だったのである。
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月の終わりは、台風10号“サンサン”に振り回された日本列島だった。勢力が強いうえに鈍足で、しかも迷走というトンデモ台風の三冠王は西日本、特に九州を翻弄し、あろうことか“遠隔豪雨”なるものが出現して、関東地方や静岡に大雨をもたらしたのだ。
八王子あたりでも平年8月の2倍以上の雨が一日で降ったり、各地で下水がオーバーフローして、道路が冠水したばかりでなく、床下&床上浸水が頻発した。こんな雨の降り方は、人生70年の中でもほとんど記憶にない。
そして猛暑である。東京アメダスの気温を見ると、真夏日&猛暑日でなかったのは2日だけ、その2日も25度超えの夏日だったのである。無用な外出をすることはせず、遠出も歌舞伎座に出かけたくらいで、あとは日常の買い物に出る程度だったが、ひとたび表に出ると、半端なく殺人的な暑さに、そそくさと買い物を済ませて帰宅。エアコンの恩恵にあずかる日々だった。
高齢者ならずとも、この暑さはまったく救いようがなかった……そんな8月模様だったのである。
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