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謔話§一日一句~上毛かるたの“す”~ [俳句]

季語は・・・秋に入る

秋に入る 赤城裾野の 伸びやかに

【去年の今日】週話§日曜枯寂~間もなく八月終了~
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栖話§環境優先でした [私事]

ニュータウンと呼ばれて既に半世紀……今や高齢化の一途をたどり続けている我が住居の付近である。

暮らし始めて、気がつけば40年を過ぎてしまった。そしてつくづく暮らしやすいエリアだと感じているのだ。

もちろん一長一短はあって、短所のほうから書くならば、都心からのアクセスで、新宿からは30分ほどだが、歌舞伎座に行こうものなら一時間とか要して、朝もはよから出かけなくてはならないし、夜の部が終演したら、帰宅は22時を回ってしまう。

住環境の短所はといえば山坂の多さで、これはそもそもの地形に沿って意図して開発したから、あまり大きな声で文句は言えない。

さて、いい面についてであるが、まずもって住環境が卓越しているということである。開発された住宅群は多摩丘陵の上に建ち並び、車が走ることのない遊歩道が団地の合間を縫っていく、そしてその遊歩道には、半世紀の間に育ってきた樹木が鬱蒼と、道行く人たちに木陰を形作っている。

都心へのアクセスを取るか、良好な環境を取るか……両方ともをというのは無理に決まっていて、ならばと下した結論は、良好な環境を!なのだった。

気のおけない居酒屋とか蕎麦屋みたいな店があればいいなあと思わないでもないが、そもそもいいとこ取りは無理な話なのである。

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興話§音楽のスコアを眺める・・・・・・だけ [クラシック]

我が家に数十冊のクラシック音楽の交響曲や協奏曲、弦楽四重奏曲などなどのスコアが本棚に収まっている。

初めて買ったスコアは、中学2年くらいの時でドヴォルザークの新世界交響曲だった。なぜスコアを見てみたいと思った最初の動機が何だったのか……それは記憶にはないけれど、テレビでオーケストラのコンサート中継を見た時に、指揮者が眼の前でめくっている“あれ”が何なのか興味を惹かれたのは間違いない。

それから、あのスコアの中に音楽が詰まっているのではと想像して、それを眼にしてみたいと思ったのだろう。そうして、新世界交響曲のスコアを見つけて手に入れたのは、実家近く大通りの商店街の中にあった楽器屋だった。

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半世紀以上前の全音楽譜のポケットスコアの表紙は青いビニール装幀で、その当時買ったのは、新世界とベートーヴェンの交響曲第五番の2冊である。

そして……読めないのだ。

音楽を聴きながら、1ページから目を通し始めたが、五線譜に書かれた音符であることはわかっても、それらをどのように読んでいってやればいいのかさっぱりわからなかった。

だが、しばらく同じことを繰り返しているうちに、何となく音楽を聴きながら音符をたどれるようになったのだ。だが、そこ止まりでそれ以上先に進むことはできないまま。

読譜して、頭の中で音楽を鳴らすなどということなどできようはずもなく、音楽を聴きながら楽譜をなぞるだけである。ちょっと音楽を学んだ人たちであれば、調性がどうだとか、様々な情報を楽譜から読み取ることができるところを、素人にして音楽的素養皆無の人間にできることといったらその程度でしかないのだ。

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