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謔話§一日一句~弦楽四重奏曲~ [俳句]

季語は・・・秋来(きた)

秋来る ベートーヴェンの ピツィカート

【去年の今日】駄話§ファーフナーという巨人は・・・・・・
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顧話§今日の歴史~在任132日~ [歴史]

1945年8月17日、鈴木貫太郎が内閣総理大臣を辞任。

結果的に敗戦処理内閣として存在し、終戦の2日後に辞任した鈴木貫太郎である。正確には8月15日に内閣総辞職したが、東久邇宮内閣の成立を待って17日まで職務は続けられた。

敗戦に向けての処理や手続きは6月頃から始められ、ポツダム宣言を受諾、天皇の終結詔書までを淡々とこなしていったと見える。

半世紀以上前に『日本のいちばん長い日』という東宝映画で映画化封切されたのを観た。8月14日、降伏を決定した御前会議から始まって玉音放送までを、モノクロ映像で緊迫感を表出していたのだ。

その時、鈴木貫太郎を演じたのは笠智衆である。

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行話§蒙霧升降~七十二候~立秋 [七十二候]

立秋の末候“蒙霧升降(ふかききりまとう)”である。

いつもの年であれば、尾瀬は秋模様に入りつつある。半世紀以上前、初めて尾瀬に行ったのが立秋を過ぎた頃で、主だった花々は姿を消していて、湿原に残っていたのは真っ白いウメバチソウくらいのものだった。

DSC03307.JPG

もちろん、水芭蕉やニッコウキスゲの季節でないことくらいは知っていたけれど、何がなし“これだけ?”と物足りなさも感じたのだ。

……それから半世紀以上が経過、定年退職後に細々と尾瀬行を続ける中で、水芭蕉やニッコウキスゲなどなどの花の季節よりも秋の、それも晩秋に少しずつ惹かれるようになってきた。

IMG_4066.JPG

これは、明らかに年齢を経てきたがゆえの老いたがゆえの変化ではないか。早朝の尾瀬ヶ原で眼にした真っ白な大霜こそ、人生の終わり近くにふさわしいものがありはしないか。

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週話§土曜流転~一足お先に~ [終活]

2か月ちょっと早く古稀を迎えた中学の同級生にLINEでお祝いをしたら、まじめな返事が返ってきた。

「そろそろ終活を始めないとね」

否応もなく時は過ぎて、ついこの間は最終コーナーを回っていたはずだが、ほどなく最終コーナーからゴール前最後の直線に入ろうとしているようだ。

誰もが終活をまじめに考えているとは思えず、そんなことどこ吹く風と振る舞っている人間も少なくはないだろう。

だが“その時”は確実に近づきつつあって、完璧になどとはいかないまでも生きていた間に蓄積したあれこれの2割でも3割でも、整理しておかないとと思うのである。

半世紀前、東京に出てきて三畳間の下宿で生活を始めた時、部屋にあったのは、本棚一台、小さい食器入れに入った食器類と整理ダンスの中には衣類、ちゃぶ台と布団類くらいなものだった。

気がつけば物は増えて……さてどこから片づけを始めたらいいのだろうか。
 
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