顧話§今日の歴史~オーデル・ナイセ線~ [歴史]
1950年6月6日、ズゴジェレツ条約成立。
旧東独とポーランドの国境をオーデル川とナイセ川(オーデル・ナイセ線)と取り決めた条約が成立した日である。
ズゴジェレツを訪れたのはもう21年前のことになる。まあ、正確に言うなら“足跡”を印したという程度で、滞在先のドレスデンから半日トリップで、ドイツ最東端のゲルリッツまで遊びに行った。
ものはついでと、当時EU加盟直前だったポーランドへ徒歩で国境を越えてみようと赴いたのがズゴジェレツである。もっと正確には、ゲルリッツとズゴジェレツはナイセ川を挟んで一つの町だったが、第二次世界大戦終了後に旧東独領ゲルリッツとポーランド領ズゴジェレツに分割されたのだ。
↓建物の煉瓦外壁の銃弾痕は大戦中のものか

かつて一つの町だったのに、川幅50mにもならない小川のような流れに隔てられ、かたやドイツ語、こなたポーランド語を使う状況はまったく想像することができない。
下の写真は、2003年にナイセ川を渡ってポーランドに入った時の様子。車と歩行者は上下に分離されて、車道下の歩行者通路を行き来していた。
↓車道の先、橋を挟んだ奥がズゴジェレツ

ポーランドのEU加盟後は国境検問がなくなり、ストリートビューで見ると下にあった歩道は撤去され、車道と並んでいた。もちろん国境線は存在しているけれど、再び一つの町に戻ったように見えなくはないか。
《歴史のトピックス一覧》
旧東独とポーランドの国境をオーデル川とナイセ川(オーデル・ナイセ線)と取り決めた条約が成立した日である。
ズゴジェレツを訪れたのはもう21年前のことになる。まあ、正確に言うなら“足跡”を印したという程度で、滞在先のドレスデンから半日トリップで、ドイツ最東端のゲルリッツまで遊びに行った。
ものはついでと、当時EU加盟直前だったポーランドへ徒歩で国境を越えてみようと赴いたのがズゴジェレツである。もっと正確には、ゲルリッツとズゴジェレツはナイセ川を挟んで一つの町だったが、第二次世界大戦終了後に旧東独領ゲルリッツとポーランド領ズゴジェレツに分割されたのだ。
↓建物の煉瓦外壁の銃弾痕は大戦中のものか

かつて一つの町だったのに、川幅50mにもならない小川のような流れに隔てられ、かたやドイツ語、こなたポーランド語を使う状況はまったく想像することができない。
下の写真は、2003年にナイセ川を渡ってポーランドに入った時の様子。車と歩行者は上下に分離されて、車道下の歩行者通路を行き来していた。
↓車道の先、橋を挟んだ奥がズゴジェレツ

ポーランドのEU加盟後は国境検問がなくなり、ストリートビューで見ると下にあった歩道は撤去され、車道と並んでいた。もちろん国境線は存在しているけれど、再び一つの町に戻ったように見えなくはないか。
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別話§終活のおはなし~生存証明~ [終活]
[承前]
ブログをはじめとして、いくつかSNSに参加している。様々な人たちとのコミュニケーションというのも大きな柱の一つであるのはもちろんだが、間もなく古稀を迎える自分自身にとっては“生存証明”的な意味合いもまた小さからぬものがある。
繋がっている人たちにどうこうしてほしいとか、そんなことは思わないが、細々とした書き込みを続けていることで「生きてますよ」とアピールしているつもりなのだ。
だから、一週間から10日も書き込みがなかったら“どうしたのだろう?”と思う人が一人や二人かはいるかもしれない。そうして“ひょっとしたら”と気づく人がいるかもしれない。
まあ、広く浅いネットの繋がりだから、そこまで考えてくれる人がいるならSNSをやっていた甲斐が少しはありそうな気はする。
そうしてブログだが、気力は衰えたとしても、一日1エントリーはアップし続けるつもりだ。日々のアップを生存証明として利用させてもらう。そしていつの日かアップが途絶える日がやって来るのだ。それがいつになることかは、神の心次第ということか。
[続く]
《老化のトピックス一覧》
ブログをはじめとして、いくつかSNSに参加している。様々な人たちとのコミュニケーションというのも大きな柱の一つであるのはもちろんだが、間もなく古稀を迎える自分自身にとっては“生存証明”的な意味合いもまた小さからぬものがある。
繋がっている人たちにどうこうしてほしいとか、そんなことは思わないが、細々とした書き込みを続けていることで「生きてますよ」とアピールしているつもりなのだ。
だから、一週間から10日も書き込みがなかったら“どうしたのだろう?”と思う人が一人や二人かはいるかもしれない。そうして“ひょっとしたら”と気づく人がいるかもしれない。
まあ、広く浅いネットの繋がりだから、そこまで考えてくれる人がいるならSNSをやっていた甲斐が少しはありそうな気はする。
そうしてブログだが、気力は衰えたとしても、一日1エントリーはアップし続けるつもりだ。日々のアップを生存証明として利用させてもらう。そしていつの日かアップが途絶える日がやって来るのだ。それがいつになることかは、神の心次第ということか。
[続く]
《老化のトピックス一覧》