時話§鶺鴒鳴~七十二候~白露 [七十二候]
白露の次候“鶺鴒鳴(せきれいなく)”である。
鶺鴒(セキレイ)の存在を知ったのは、尾瀬を頻繁に行き来していた時のことで、緩やかな山道を案内するかのように、先へ先へと導いていくかのようなのだった。後で調べたら、それが鶺鴒という鳥だったのである。
その後、不勉強のゆえに、ほとんど鳥の名前も憶えないままきてしまった。バードウォッチングは静かにそこで咲いている花々と違って、根気勝負みたいなところがあって、姿を現してくれなければ、それと特定できるわけではなく、まず鳴き声があって、それを頼りに姿を探さなくてはならない。
というわけで、鳴き声だけでそれとわかる鳥の種類など、ごくわずかなものでしかなく、バードウォッチングの難しさを思い知ったのだ。
《七十二候のトピックス一覧》
鶺鴒(セキレイ)の存在を知ったのは、尾瀬を頻繁に行き来していた時のことで、緩やかな山道を案内するかのように、先へ先へと導いていくかのようなのだった。後で調べたら、それが鶺鴒という鳥だったのである。
その後、不勉強のゆえに、ほとんど鳥の名前も憶えないままきてしまった。バードウォッチングは静かにそこで咲いている花々と違って、根気勝負みたいなところがあって、姿を現してくれなければ、それと特定できるわけではなく、まず鳴き声があって、それを頼りに姿を探さなくてはならない。
というわけで、鳴き声だけでそれとわかる鳥の種類など、ごくわずかなものでしかなく、バードウォッチングの難しさを思い知ったのだ。
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週話§日曜粛々~ふりかけとかお茶漬け~ [私事]
子どもの頃は今以上の偏食だったので、食べるおかずがないような日には、ふりかけの類をかけてしのいでいた。でまあ、当然ながら親はそれを見て、叱りつけるのである。
どちらが悪いかは明白なのでおいておくが、どうにもしかたがないことで、文句を言われても、かけてしまったふりかけがもとに戻るはずもない。何となく憮然とした表情でご飯を食べ続けたのだ。
晴れて大人になった今、ちょっと食欲がないなあと思ったりした時、お茶漬けで済ませたい時があっても、誰彼憚ることなくお茶漬け海苔の袋を開けることのできる幸せよ。
だが、これがなかなかお茶漬けにもふりかけをかける機会が少なかったりするのは、同居人がせっせとご飯のおかずを作ってくれて、それを食べていると、当然ながらお茶漬けやふりかけにお出ましいただく必要がなかったりするのである。
《日常のトピックス一覧》
どちらが悪いかは明白なのでおいておくが、どうにもしかたがないことで、文句を言われても、かけてしまったふりかけがもとに戻るはずもない。何となく憮然とした表情でご飯を食べ続けたのだ。
晴れて大人になった今、ちょっと食欲がないなあと思ったりした時、お茶漬けで済ませたい時があっても、誰彼憚ることなくお茶漬け海苔の袋を開けることのできる幸せよ。
だが、これがなかなかお茶漬けにもふりかけをかける機会が少なかったりするのは、同居人がせっせとご飯のおかずを作ってくれて、それを食べていると、当然ながらお茶漬けやふりかけにお出ましいただく必要がなかったりするのである。
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