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節話§一日一句~間もなく誕生日~ [俳句]

季語は・・・新涼

新涼や も一つ老いの 歳重ね

【去年の今日】遊話§今年の海外旅行終わる
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懐話§昭和三十年代~ラジオ体操~ [昭和]

[承前]

ラジオ体操を覚えたのは、間違いなく小学校1年生の夏休み。朝6時に小学校の校庭に集まってラジオ体操をした時のことだ。

当然ながら、最初からあの動作ができたわけではなく、どのくらいで覚えられたのか、その記憶はまったくないが、けっこうさっさと覚えていたのは間違いない。

早起きラジオ体操が行われたのは夏休み前半の2週間ほど。出席カードが配られて、ラジオ体操が終わったところで係の人が、その日のところに印鑑を捺してくれて、皆勤すると鉛筆1本とかをもらうことができた。

ラジオ体操をやっていたのは、たぶん小学校から中学校にかけてくらいの頃だったのではと思う。その後、高校~大学~社会人と、音楽に合わせてラジオ体操をする機会はほとんどなかったが、ここにきて“運動不足解消”なる名目で一日1回のラジオ体操をやっている。

おもむろに始めたが、それでも忘れている動作など一つもなく、第一体操も第二体操も、音楽に合わせて最初から最後までやれてしまうという、まさに“三つ子の魂百まで”の手本としか思えないのだ。
                               [続く]

《昭和のトピックス一覧》
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世話§九月大歌舞伎第三部~エクモカーと四谷怪談~ [歌舞伎]

コロナ禍にあって、可能な限り第三者との接触を避けるべく、歌舞伎座の往復に自動車を走らせている。往復の交通費と高速代はトントンで駐車料金の分だけ足が出る。

というわけで、この日も車で歌舞伎座に向かっていた。初台出口手前に差しかかったあたりで、下り車線を赤色灯点滅の車が見えた。救急車かと思ったら“エクモカー”だった。

重症のコロナ感染者をエクモを装着したまま車内で必要な処置を施しつつ、府中の都立多摩総合医療センターに移送する途中だったと思われる。いかに重症患者が増えているか、その現実を眼にして慄然としたのである。そんな“今”を見つつ歌舞伎座へ。

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仁左衛門の田宮伊右衛門、玉三郎のお岩とお花。4月と6月の『桜姫』に続いて鶴屋南北の舞台。かつての孝玉コンビが絶好調で、もちろんチケットは千秋楽まで売り切れ。

休憩含めて2時間10分に収めるため、地獄宿をはじめとしてかなり刈り込んだ舞台で、観始めは頭の中が混乱しているのがわかった。南北の本の経緯がかなり犠牲になったとは感じる。

ではあるが、相変わらず仁左衛門の“悪”がすばらしく、玉三郎のお岩の薄幸さとの対比が際立って、短縮版ながら中身の濃い舞台を堪能した。それにしても、エクモカーが走り回る“今”と、南北の“世界”を短い時間の間に見るとは。

終演は20時10分。駐車場を出て自宅に着くまで一時間足らずだったのはありがたい。

《歌舞伎のトピックス一覧》
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