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週話§日曜流転~タワマンの危機感~ [地震]

“何かあったら・・・・・・”という危機感を持って過ごさなければならないというのも、なかなかに難儀なことではある。

危機なるもの、その最たるものが大地震との遭遇である。今年の元旦に発生した能登半島地震は道路が寸断、あちらこちらで集落が孤立してしまった。その復旧に長い時間がかかった。それは垂直方向の孤立であろう。

そんな孤立が都会でも起こり得ることに気がついているだろうか……水平ではなく、垂直孤立というものがあるではないか。

数十階建ての超高層タワーマンションは、エレベーターが頼りである。そのエレベーターが大きな地震で停電が発生、停止してしまったらどうなるか。機械的な部分が故障してしまったとしたら、業者が修理に来るまでどれほど待たなくてはならないか。

その間の行き来はどうなるというのだろう。10階あたりに住んでいる人であれば、頑張って上がったり下ったりするだろうが、30階あたりの住民はお手上げになってしまうのは間違いない。かくして“垂直孤立”が起きるのだ。

あまりにもタワマンが持て囃されてはいないだろうか。いつか“その時”が来たら……悠長に高みの見物を楽しんでいる場合ではなくなるのである……彼らはその危機感を持ち合わせているのか?

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