遥話§ボイジャー1号は二百四十億kmの彼方 [宇宙]
1977年に発射されたボイジャー1号は、地球から240億kmの宇宙を飛行中だ。そんなボイジャー1号が1990年に撮影した地球の姿がこれ。地球から90億kmからの姿である。
↓Pale Blue Dot

物にも魂が存在すると考える傾向が強い(?)日本人としては、何もない暗い空間に、ボイジャーがぽつんと、どこへ行くとも知れず飛び続けている様を思うと、つい“寂しいだろうなあ”みたいなあれやこれやを考えてしまう。
そんなボイジャーが太陽系の外から見た地球は、まさに“点”でしかなく、指で弾けば飛んで行ってしまうような存在としか感じられない。
そんな極小の点の中で、おぞましい争いが繰り広げられているということに我々は思い至り、そんな争いがいつになったら果てることかと、為す術なく見ているばかりである。
あるいはボイジャーにしてみたら、そんな地球からいよいよはるか遠く離れて、あるいはほっとしているのかも知れないとは、妄想が過ぎるだろうか。
発射から既に47年経ったが……宇宙の時間に比べれば瞬きですらないのだ。
《歴史のトピックス一覧》
↓Pale Blue Dot

物にも魂が存在すると考える傾向が強い(?)日本人としては、何もない暗い空間に、ボイジャーがぽつんと、どこへ行くとも知れず飛び続けている様を思うと、つい“寂しいだろうなあ”みたいなあれやこれやを考えてしまう。
そんなボイジャーが太陽系の外から見た地球は、まさに“点”でしかなく、指で弾けば飛んで行ってしまうような存在としか感じられない。
そんな極小の点の中で、おぞましい争いが繰り広げられているということに我々は思い至り、そんな争いがいつになったら果てることかと、為す術なく見ているばかりである。
あるいはボイジャーにしてみたら、そんな地球からいよいよはるか遠く離れて、あるいはほっとしているのかも知れないとは、妄想が過ぎるだろうか。
発射から既に47年経ったが……宇宙の時間に比べれば瞬きですらないのだ。
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