週話§日曜流転~九月・・・・・・である~ [私事]
かつて、夏休みが終わって始業式の日だったわけだが、いつもせいせいした顔で登校していた記憶である。
そりゃあ、夏休みがもう少し続いてくれたらとか思わないでもなかったが、進んで学校に行きたい!などとも思ったわけではない。
あまり先々がどうなるか、どうしたいのかといった眼に見えるような将来像を描いていたわけでもなく、そういう意味では自己について考えることをせずのまま年齢を重ねていったのだった。それは高校に入ろうが、大学に進もうが、進みたい、あるいは進むべき目的地を見い出せないままだったのである。
世俗的な欲が希薄だったとは思わないが、欲に対しては表に出すこと少なく過ごしてきた。
そうしてきた理由の一つは、たぶん自分の経済的貧しさのゆえが、頭の上に大きくのしかかっていて、手をこまねいていたのではないか。そして手をこまねきながらも、何度か足掻いたことが、今の自分を形作ったとは、結果として救われたということだろう。
《日常のトピックス一覧》
そりゃあ、夏休みがもう少し続いてくれたらとか思わないでもなかったが、進んで学校に行きたい!などとも思ったわけではない。
あまり先々がどうなるか、どうしたいのかといった眼に見えるような将来像を描いていたわけでもなく、そういう意味では自己について考えることをせずのまま年齢を重ねていったのだった。それは高校に入ろうが、大学に進もうが、進みたい、あるいは進むべき目的地を見い出せないままだったのである。
世俗的な欲が希薄だったとは思わないが、欲に対しては表に出すこと少なく過ごしてきた。
そうしてきた理由の一つは、たぶん自分の経済的貧しさのゆえが、頭の上に大きくのしかかっていて、手をこまねいていたのではないか。そして手をこまねきながらも、何度か足掻いたことが、今の自分を形作ったとは、結果として救われたということだろう。
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