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顧話§今日の歴史~音のない音楽~ [クラシック]

1952年8月29日、ジョン・ケージの『4分33秒』初演。

ゲンダイオンガクとは何なのだろう……ストラヴィンスキーの『春の祭典』で思考がストップしている人間にとっては、今だに答えなど出てきてくれていない世界である。

『4分33秒』の存在を知ったのは、クラシック音楽を聴き始めてまだ間もない頃に読んだ音楽の友の記事ではなかっただろうか。

記事には“無音の間のノイズを聴く”とかみたいな御託が書かれていたが、それでもピンとくることはなかった。

4分33秒は3楽章構成のピアノ曲で……

Ⅰ:TACET……33秒
Ⅱ:TACET……1分20秒
Ⅲ:TACET……2分40秒

……と指定されている。TACETは音楽用語で“長い休み”である。

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ジョン・ケージ生誕百年を記念して発行された楽譜の写真を貼っておく。

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