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仏話§シャンソンを聴いていた [フランス]

フランス語など、いくつかの単語くらいしか知らないが、なぜかシャンソンに惹かれてしまった……謎である。



日本語に訳されたその歌詞の、いかにもフランスらしいエスプリがシャンソンの真髄だと気がついたのは、ずいぶん後になってのこと。そして来日した何人かの歌い手のライブに出かけたことがあって、シャルル・アズナヴールに始まり、ジュリエット・グレコ、レオ・フェレといった面々だった。

そんな中で、とりわけ印象深かったのがコラ・ヴォケールとイヴ・モンタンの二人。特にコラ・ヴォケールは、たまたまテレビで放送していた来日公演を見て、こんな歌い手がいるのかと驚いて、その後来日するたびに草月ホールやシアターコクーンなどに足を運んだ。



さらにイヴ・モンタンは、1982年11月に新宿厚生年金で行われたライブに出かけている。二人とも、さり気ない動きで歌の中身を巧みに表現する様子が印象的だった。

そんなイヴ・モンタンが歌ったのが『パリで(à Paris)』である。歌詞の最後あたりには“俺たちがバスチーユ広場を占拠して以来、あちらこちらの大通りやら十字路に、男たちがそして女たちもいて、舗道の上をたえず昼も夜も巡り巡る”と、フランス革命が登場するが、まさに“これぞシャンソン”なのだと思うのである。

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