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週話§日曜流転~パリ祭~ [フランス]

1789年7月14日、パリの民衆がバスティーユ監獄を襲撃し、フランス革命が勃発した日である。

それを日本ではなぜか能天気に過ぎるとしか思えない“パリ祭”だなどとはいったい誰が名付けたか。もっと血腥(ちなまぐさ)い日であるはずなのに。



翻ってフランスでは、シャンソンの歌詞の中に、そんなフランス革命のエピソードが登場する。フランシス・レマルクがイヴ・モンタンのために作った『À Paris(パリで)』がそれだ。4分ほどの歌の最後に出てくる歌詞は……

パリでバスチーユを俺たちが占拠して以来
あちこちの大通りや十字路に男たちがいて女たちもいて
舗道の上を昼も夜も絶えず巡り巡る

……まさにシャンソンがシャンソンたる、フランスのエスプリを具現化しているようではないか。

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