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西話§東大阪花園ラグビーの陣[5]球場の跡 [野球]

[承前]

実は、もう一つ気になっている場所があった。1998年にクローズした大阪スタヂアム(通称大阪球場)の今である。

1977年の夏、一度だけ大阪スタヂアムで野球を観ている。野村克也監督率いる南海ホークスと金田正一監督率いるロッテオリオンズのナイターだった。

その当時パリーグの人気はどん底の底にあって、もちろん当日売りでも楽々チケットを買うことはできたし、球場に入れば客席は閑散たるもので、目視でお客さんの人数を数えらえるほどだったのだ。

というわけで、ネットで調べてみれば、何と宿泊しているホテルの真下が、探している大阪スタヂアムだったということがわかったのである。

KEN00039.JPG

なんばパークスという商業施設がそれで、球場の記念碑も設置されていると知って、ホテルの部屋から撮影を試みた。そうして見つけたのが下の写真。最初に何とも不思議な屋上庭園に目を奪われた。

KEN00101.JPG

手前にホームプレートが埋め込まれ、奥にピッチャーズプレートが埋め込まれているのが確認できた。こんな狭いスペースに球場があったのかと驚く。かつての球場があったすぐ横を、南海電車が難波駅を出入りして、かつては鉄道会社のアピール材料として利用されていたことがよく理解できる。

かくして追憶の大阪スタヂアムは“すぐそこ”にあったのだ。
                               [続く]

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