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連話§ワタシの酒肴[169]レバーケーゼ [酒肴]

[承前]

もっぱら、ドイツやオーストリアで食べるあれこれに窮しそうになった時の“お助け料理”である。現地ではLeberkäse、あるいはFleischkäseと呼ばれているが、中にレバーもチーズも入ってはいない。

英語だったら“ミートローフ”が近い存在だろうと思われるがどうだろう。

おおよそ、2週間の旅行の間に2回くらいは食べているはずで、癖もなく、頼んで失敗のない食べ物である。ビアホールでは“軽食”みたいな扱いで、1センチほどの厚さに切られたレバーケーゼの上に目玉焼きがのって、付け合わせはポテトサラダというのがお約束のようだ。

だが、時として暴力的なまでにやたら量が多いレバーケーゼが出てくる時がある。下の写真(2008年)がそれ。

↓1枚半でギブアップでした
DSC00251.JPG

2枚だって多いのに3枚も!で、目玉焼きも付いておらず、レバーケーゼだけをひたすら食べる体力などはなかった。おそらく300gはあっただろう。

そして昼飯は食べたいが、店に入ってとまではいかない時に、マーケットの肉製品売り場に行く、そこでレバーケーゼを切ってもらってパン(ゼンメル)に挟んでもらうのだ。繁華街だったら焼きソーセージの屋台もあるが、そんな店もない時にはスーパーマーケットに行くのが手っ取り早い。
                               [続く]

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