過話§橘始黄~七十二候~小雪 [七十二候]
小雪の末候“橘始黄(たちばなはじめてきばむ)”である。
お寒うございます。
とうとう12月に入って、今年もあと30日となってしまった。記憶を辿れば、実家のあった町のあたりは、上州名物空っ風の本場で、冬になったら凍えるような強い北西風が吹き荒れて、子どもの頃はけっこう往生した記憶だ。
そんな中に、手の甲の関節にヒビが入ることがあった。“ヒビ、アカギレ”のヒビで、皮膚にヒビが入ってそこから軽く血が出る。そうなった手の甲に薄くハンドクリームの類を塗り、軍手をはめて一晩寝ると、何とか治ってくれた。
子ども時代には毎年、数年ほど続いたような記憶だが、気がついたらヒビが出ることもなくなっていたのはどうしてだろうか……今もってわからない。
老齢の身となった今、体内の水分も激減しているはずだから、ヒビが出てもおかしくはないと思うけれど、そんな兆候はなさそうだ。
《七十二候のトピックス一覧》
お寒うございます。
とうとう12月に入って、今年もあと30日となってしまった。記憶を辿れば、実家のあった町のあたりは、上州名物空っ風の本場で、冬になったら凍えるような強い北西風が吹き荒れて、子どもの頃はけっこう往生した記憶だ。
そんな中に、手の甲の関節にヒビが入ることがあった。“ヒビ、アカギレ”のヒビで、皮膚にヒビが入ってそこから軽く血が出る。そうなった手の甲に薄くハンドクリームの類を塗り、軍手をはめて一晩寝ると、何とか治ってくれた。
子ども時代には毎年、数年ほど続いたような記憶だが、気がついたらヒビが出ることもなくなっていたのはどうしてだろうか……今もってわからない。
老齢の身となった今、体内の水分も激減しているはずだから、ヒビが出てもおかしくはないと思うけれど、そんな兆候はなさそうだ。
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