SSブログ

過話§鶺鴒鳴~七十二候~白露 [七十二候]

白露の次候“鶺鴒鳴(せきれいなく)”である。

あっという間に9月も中旬。日の出は5時半近くまで遅く、日没は5時台に入ってしまった……さすがに夕暮れが早くなった気がする。

蝉の勢力は衰え、薄暗くなったところで風呂に入っていると、コオロギなど秋の虫が賑やかに鳴くようになった。まだまだ残暑は厳しいが、確実に秋が近づいているということだ。

おおよそ、5時から6時の間に起き出して活動を開始する。起きるのが5時に近かったりすると、ようやく明けかかる東の空を目にして、夏至の頃の朝の早さに、改めて驚かされる。

春、春分に向って世間はどんどん明るくなっていくことがうれしかったりするが、秋の秋分に向かって日の出が遅く、日没が早まっていく様には、一抹の寂寥感を覚えてしまう。

昇る春と、下る秋ということだろうか。

《七十二候のトピックス一覧》
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。