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過話§竹笋生~七十二候~立夏 [七十二候]

立夏の末候“竹笋生(たけのこしょうず)”である。

初夏の季語に“穀蔵虫”なるものがある。米櫃に入れた白米に湧く虫のことで、米粒よりもさらに小さい。

東京の下宿で自炊生活を始めた時、スペースもなかったので、毎回2kgほどの白米を買い、金属缶に入れて保存していた。

2か月くらいは何ともなかったのだが、6月くらいになって小さな虫がいることに気がついた。あわてて広げた紙に米をあけて、一匹ずつ虫を拾い上げ何とかしのいだ。

米の保存方法を調べたら、赤唐辛子を丸のままで2本か3本入れればいいとあって、試してみたら効果満点……その後、一度も湧くことはないまま……“生活の知恵”なるものを身をもって知った瞬間だったのである。

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