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惜話§コンサートで実演を聴きながら [クラシック]

聴きたい曲がプログラムにあるのでコンサートに行くわけだが、その中に、1曲2曲は初めて聴くのも入っていて、聴き慣れないものだから、おざなりな耳で聴き流してしまうことが珍しくもない。

ところが、自宅で録音を聴いているうちに、聴き流した曲を気に入ってしまうことがある。

そういう時にまず思うのは、あらかじめその曲を聴いていなかったことを後悔することが多く、そういうことがやたら多くあるので、自分自身の不明を恥じるばかりなのだ。

最近だったらシューベルトの後期ピアノソナタの何曲かと、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲のとりわけラズモフスキーの3番あたりについては、聴けば聴くほどいい曲だなあと思い、また実演で聴くことができればと願うのだがそうなるとなかなか実現しない。

多少、聴きにくいと感じる曲でも数回聴けば、おおよその概要は掴めるからさっさと予習すればいいのに、腰の重さは相変わらずで、歯痒いことこの上ないのである。

付け加えるなら、オペラの類は把握するのに時間がやたらとかかる。あまつさえワーグナーの楽劇が、音楽そのものと内容をいくぶんかでも理解できるようになるまで、数回程度の実演体験ではまったく歯が立たないのだ。

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